日本三名席の
如庵を見に行った。
三名席とは、妙喜庵
待庵、龍光院密庵、如庵のことらしらしい。
密庵は知らんな~。
待庵は千利休、如庵は
織田有楽斎が造った茶室だ。
この如庵で特別の内部公開あり。
是非とも有名な茶室に入らなアカンと思い行ってみた。
国宝茶室如庵内部公開 有楽苑秋の特別公開
拝観料、なんと1900円!
どこよりも高い拝観料。
きっと素晴らしいのだろうと期待し中に入った。
如庵に入る前に、如庵についての説明あり。
如庵を造った織田有楽斉は織田信長の弟。
本能寺の変で、信長の嫡男信忠に切腹を進め自分は逃走。
大阪の陣では大阪方でありながら外堀と内堀を埋めることに加担。
かなりの悪の枢軸だ!
そんな人生のウラを知り尽くした有楽斉が隠居をして如庵を造ったらしい。
如庵の中に入ると二畳半の狭さが心地いい。
さすが名席、感動!!
天井には光が入るよう窓が。
ん?よく見ると障子が破れて風でヒラヒラしているではないか!!
素晴らしい国宝の茶室が台無しだ!
俺の払った拝観料で障子ぐらい買えるだろう!?
逸早く治してほしい。
如庵は現在、
名鉄犬山ホテルの敷地内にある。
もともとは京都にあり、東京、大磯と転々としたそうだ。
関西、関東、中部をさまよった国宝の建築物なんて如庵以外ないだろう。
茶室を訪れるものもいいもんだ。
こんどは待庵でも行こうかな。
犬山温泉 名鉄犬山ホテル
尾張地区(一宮・犬山・小牧・瀬戸)エリア
松竹梅唐草 継統亥 清閑寺窯祥平作(桐箱)
如庵を外から見る!紅葉であればよかったのだが。
如庵の中。外から見るのと中での雰囲気はちょっと違う。