長野市の松代にある松代城に行った。
戦国時代は海津城。
川中島の合戦の舞台にもなった名城だ。
城代は武田信玄の家臣であり、甲陽軍艦の作者である
高坂弾正。
城を作ったのは山本勘助。
江戸の世に入ってからは、松代城に改名。
同じく武田家の家臣だった真田家10万石の居城となる。
ちなみに武田家の家臣の中で、江戸時代に大名として生き残ったのは真田家だけだ。
駐車場から長野電鉄の踏み切りを渡ると聳え立つ松代城。
復興された太鼓門や水堀が、何となく武田信玄の
躑躅ヶ崎館みたいな雰囲気だ。
城周りを巡ったが、石垣、堀、芝が綺麗に整備されていてなかなか美しい。
各地の城の中でも上位に入る見事さだ。
岐阜の
大垣城とはえらい違いだ!?
土塁に靡く孫子の旗と諏訪神号旗。
まさに武田色だ!
赤地に金色で南無諏訪方南宮法性上下大明神と書かれた諏訪神号旗。
諏訪大社にレプリカでも売っていないかな??
松代城、武田色は強いが、真田色がほとんど感じられない。
どっかに
六連銭でもあれば良かったのだが…。
ところで松代の街はなぜ長野市の一部なんだろう??
10万石もあった大藩でありながら、市町村として残らなかったのは何故??
善光寺のある長野には太刀打ちできなかったのかな??
疑問だ。
合戦ゲームシリーズ「川中島の戦い (風林火山・炎上セット)」
松代城、太鼓門と水堀。
孫子の旗、諏訪神号旗、武田菱の旗がなびく!真田六連銭の旗はない…。