体調を崩していると、途端にひとりで仕事をしているのがしんどくなったりします。
教室を主宰して十数年。自慢じゃありませんが、一度たりとも自分の体調不良でレッスンをキャンセルしたことはありません。
たとえ熱があって直前まで横になっていても、レッスンはやります。これが本当に不思議なことに、レッスンの間だけは、シャンとして、いつもと変わらぬ(いえ、逆にハイテンションかも)ようにできるんです。
レッスンを終えて、子ども達を送り出した瞬間に倒れこむようなこともありました。でも、これってプロとして当たり前のこと。
もちろん常に体調管理をして、万全の体調でレッスンに臨むことが一番大切ですが、不死身じゃありませんから、ものすご~く疲れてたり、病気になることだってあります。そんな時、信頼できる仲間に託すことができたら・・・なんて考えてしまうんですね。
生徒さんたちに不都合のないように、極力レッスン日や時間に変更をきたさないように・・・。そう、思ってやってきました。でもいつまで一人で頑張れるのかな???(ちょっと不安に・・・)
いずれにせよ、時間を守ること、仕事に穴を開けないこと、は社会人としてプロとして最低限のルールだと思っています。
ただ、最近は代行がきかないことが以前よりしんどくなっているのも実感しています。小さな教室ですが、同じ気持ちで志で、子ども達と接してくれる仲間がすぐそばにいてくれたら・・・。一緒に仕事ができたら・・・と、つい思ったりします。
素晴らしい仲間はたくさんいます。でも、みんなそれぞれの仕事場があり、常に一緒に動けるわけではなく。。。そんなとき、自分にもう少し経営的な能力があって、仲間とともに理想の教育を展開できる場を持てたら・・・と思うんです。
ひとりでできること、は限られていますね。ひとりより二人、二人より三人・・・。
各々の持てる力を十分に発揮することで、より大きな力を生み出せること、一杯あると思います。もちろん人が集まれば、そこには軋轢が生まれることも承知しています。一人の気楽さ、自由さも知っていますが、それでも、チームの作り出すプラスの作用に、より魅力を感じています。
・・・なんて、横になっている間、つらつらと考えていたことでした。
やっぱ、年とったんでしょうかねぇ。。。