Global Kids English

　久しぶりの更新です。

 毎年秋はめっちゃくちゃ忙しい・・・とわかっていますが、今年も、いえ今年は、12月に企画している研究会の準備やら、今週からスタートした小学校の英語活動での新しい試みとか、なんだかいろいろ体力的･精神的に体力不足を感じていました。（いろいろブログに書きたいこともたまっていますが、またおいおい・・・。）

　さて、超！嬉しい出来事が、昨日の午後ありました。

　小学校高学年クラスの終盤、玄関に

　「こんにちは～。先生いらっしゃいますか？」

　という、聞き覚えのある声。　中学2年生の生徒のお母さんです。

　この生徒は幼児のときからずっと通ってきてくれていますが、正直、いろいろ悩まされた時期もあった子です。真剣に向き合い話し結果、「もう辞めるちゃうだろうな・・・。」と思ったこともありました。
　もともととてもよくできる子なんですが、出来るだけに難しく、友達に対してちょっと思いやりに欠けるところもありました。でも高学年になった頃からメキメキ変わっていき、今ではクラスのリーダーであり、もっとも気心の知れた生徒の一人になっています。

　でもその彼も中2になって学習塾の掛け持ちが始まり、内心、

　「あ～、ついに塾に移行か・・・。」

と一瞬思いました。
　
　「あと10分ほどでレッスン終わりますが、何かお急ぎですか?」

　「じゃあ、出直してきますが、実は弟もお願いしたいと思いまして。」

　「！！ありがとうございます！！すみませんが、少しお待ちいただけますか？」

　思いもよらないお申し出が嬉しかったのはいうまでもありませんが、その後お母さんとお話しをしていて、中2生Ｙがお母さんに言ってくれた言葉がうれしくて。。。

　「Ｙが他の教科ではつまづいているのに、英語だけは自信をもってとりくんでいます。
　学校のＡＬＴにも気軽に話しかけ、簡単な会話も楽しんでいるようで。
　今まで下の子は○文の英語をやらせていたんですが、お兄ちゃんが、
　“あんまり意味ないんちゃうか？俺はずっとＧｌｏｂａｌでやってきてよかったと思ってる。
　どうせやるんなら、Ｇｌｏｂａｌのほうでやらしたほうがいいで。”
　というので、お友達と3人でこちらでお世話になりたいんですが。」

　Ｙがそんな風に思っていてくれた、お母さんに言ってこれたこと、が本当に嬉しくて嬉しくて・・・。

　自分が子どもに全力でぶつかっていっても、報われないことも、失敗することもたくさんあります。
　それでも、【相手がどうか、ではなく、自分に悔いのないようにしていこう】と思ってやっています。

　でも、Ｙのように

　　「あそこでやっててよかった！」

　と言ってくれる子がいると、私の大きな支えになります。
　なんか疲れもぶっとびました！！

　弟くんにも、そして問題一杯の他の生徒たちにも、やっててよかった！という実感がもてるようなレッスンを、指導ができるよう、ガンバリマス！！

　またひとつ、私の宝物の言葉が増えました。

　Ｙ、ありがとう！！またビシバシやるで～～～！！