なちゅらるに生きよう

昨夜から帰宅してる娘と父の家へ。

本日の運転は私。

２日後に入院して
３日後にガンの手術予定の父は5月に会った時よりも
かなり痩せていた。


１０キロ痩せてゲッソリ。
あんなに瘦せたのに、頻繁に会っている妹は気が付いてなかった。

近くにいるからいざと言うときには
とても助かっているけど

徐々に変化していることは
本人の申告がないと気が付かないものなのね。

あまりの激やせぶりに末娘と驚いてしまった。

誕生日のあとに買ってあった
プレゼント用のジャージ上下はLLサイズで
着てみたら大きかった。

去年はLはきつくて履けなかったのに
一気に変化する体型と、腰や足をかばった歩き方に
かなりの老いを感じた。

私が台所を片づけたり、フキンやタオルの消毒などしている間、
末娘はカナダにいる長女に頼まれたように
LINE電話をかける。

長女「ジージ、大丈夫なの？」
父　「大丈夫じゃないんだよ。Mは元気にしてるのか？」
長女「来年は帰るから、会えるよ。手術がんばってね」

あれこれ話して電話終了。
次は九州に住む息子へLINE電話をかけてる。
外出先からの電話。

夏ぶりに顔を見る。
父は何年ぶりなのかな？
父　「元気か？まだ結婚しないのか？結婚した方がいいぞ」
息子「元気だよ。手術がんばってね。結婚はそろそろ考えてるよ」
父　「結婚して、子供つくらないと。男だし長男だからな」

・・・・あ～！そういうセリフ言わないで！
我が家の禁句じゃ。
そんなの求めてない。
子供は望んだからって恵まれるとは限らないんだから。
別に長男だからって結婚しなくてもいいしさ。
プレッシャーを与えなくていいのに。

と父と孫である子供たちと会話に
心の中で突っ込んでいた。

８５歳の老人の考え方が変わることはないし
家意識が強いのも、長男への期待もプレッシャーも変わらない。


案の定、帰りの車の中で末娘が
「なんかジージプレッシャーかけてたね」
「言わないで！って思っちゃった」


そうだよね。
でも変わらないから。
あきらめて馬耳東風って感じに流して欲しい。

でも、それができない事もあるよね。

一番プレッシャーに弱い息子に圧をかけるのが
うちの父世代なんだよね。

夫の実家でも息子にだけ圧をかけてくる。
これが断絶の原因なのにわかってはくれない。

３０代半ばになった息子も流してくれるといいな。


長生きしたいから体に大きな負担のある手術もするのだし
父は長生き願望があるってこと。

でも体はどんどん衰えている。
手術中になにかあっても選んだガンセンターでの事。
他の病院を選択するよりも納得するでしょう。


手術して１か月経っても本調子にならない私でも
身体がキツイのに、退院後の父の生活が心配だなぁ。

そんな事を考えながら帰途についた。

その後、娘のリクエストにこたえて珍しくアウトレットへ。

ショッピングモールでの買い物キライだけど
ネットショッピングも縫製が荒くてキライだって。

何件か回って可愛いスカート見つかった。
試着したら似合ってたし満足してご購入。

来週は誕生日がくる。
旅行に行くそうだ。
うん、いいね。
楽しいことが続く１１月ってことで
私もうれしいよ。

ピザとパスタの炭水化物三昧の夕飯を食べて
休みは終わった。

充実していたね。