カテゴリ:手づくりごはん
どことなくピアノ曲を思わせるタイトルですが、 絶品干し無花果をより楽しむために 豚肉のリエットを作った、という話です。 この多伎いちじくは島根県の蓬莱柿という品種を使ったもので、 一度コンポートしてからドライにしてあるらしいです。 ワイン・砂糖・レモン果汁のみで作られていてとてもシンプル。 常温のものをそのままお茶うけにしても絶品で よくおやつ代わりにつまんだりもしていたのですが、 それだけではもったいないほど奥深い味なのです。 もっともっと楽しむ食べ方を考えた時に 最初に浮かんだのが何故かリエットでした。 豚ばら肉とコク出しのためのかたまりのベーコンを炒めて 白ワインやらローレルやらで煮込むところから始まります。 家中に豚肉のにおいを充満させながらせっせと作りました。 あたり鉢とすりこぎの純和風な道具でガシガシほぐしていると、ふと疑問。 リエットの本場フランスのママンたちはどうやってほぐすのかな。 ・・・・・・・・・。 冷まして脂を取り除いた煮汁を混ぜ込み スパイス等で味を整えたものがこちら。 熱湯消毒した保存容器に小分けして 上に溶かしラードを流し入れて密封しておけば、 1ヶ月ぐらいは保存できるのだそうです。 VIRONのバゲット・レトロドールにリエットと干し無花果をのせ、 ワインとともに出してみたところ大好評。 無花果の深みある甘さとスパイシーなリエットは なかなかの好相性だったようです。 ただ "ふつうは逆が多そうだよね" と言われました。 リエットありきで無花果を買いそうだよね、と。 そう言われるとそうなのかも。 でもいいの。 美味しい無花果は人を動かすってことで。 ■ こういうのを干したのかも♪ 出雲市多伎町特産◆いちじくジャム姿煮◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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