今年の楽天は一味違う?
今年の東北楽天ゴールデンイーグルスは、十二試合を終わって5勝7敗、順位は四位である。例年の開幕を知るものにとっては、少々居心地の悪いような、不思議な感じがする。いつものように戦意喪失、コテンパンにやられるという試合も少なくなり、逆に終盤までもつれることが増えてきた。 さぞや地元は大喜び?と、ある地元宗教関係者と話したら、「学会出身者が多いから」「応援しているのは学会員ばかり」とつれない返事でこちらも撃沈。 仙台に本拠地を移す際、三木谷オーナーの実家が学会の幹部だとか、選手の誰と誰が学会員とか騒がれたし、野村監督が就任した時も、サッチー夫人が学会員だとか話題になったという。 例えば、入信を迫られるとか、特別な指揮命令系統があるとか言うのなら、こちらの応援する熱意も冷めようが、選手・スタッフ合わせて6~10人程度学会員がいたところで、確率論から言えば誤差の範囲じゃないの? 選手のうち、15人が学会員とか、球団職員が全て学会員だとか言えば、それこそ一大事だけどね。 しかしこれって、どっかで聞いた話に似てますね。 ともかく明日からのフルスタ宮城での三連戦、首位の西武をしっかり叩いてくれることを期待しましょう。 さて、昔はオリンピックへの選手派遣や日程問題で、西武の堤氏がJOCの委員長だったことから、西武=堤善玉、読売=渡邊悪玉という構図だったけれども、裏金問題で西武もすっかり悪玉になってしまいました。 「東京にセリーグは二チームもいらない。西武が東京進出して、ヤクルトが来仙すべし」というのが、二十世紀末の拙者の妄想でしたが、仙台が楽天で埋まってしまったので、ヤクルトの移転は果たしてどうなるのか?。