安倍総理が明治神宮に参拝しました
本日夕刻、安倍総理大臣が現職総理としては6年ぶりに東京代々木の明治神宮に参拝しました。 年頭から恒例の伊勢神宮参拝、改憲発言と相次いでいますが、従来からの政治哲学である保守の姿勢を打ち出しつつ参院選へ臨む決意を固めたと思われます。 当然のことながら、こうした首相の姿勢は、民主党を軸とする野党共闘を大きく揺さぶっています。昨年の支持率低下は、野党の頑張りというよりも様々な不祥事続出によるいわば敵失。国民の自民党への支持は下がっても、それが直ちに与野党逆転へとつながるわけではありません。 既に昨年の教育基本法改正案の採決の頃から、野党共闘にはほころびが出始めていますが、安倍総理が保守の姿勢を打ち出したことにより、民主党内の旧民社党系、旧自由党系の右バネ勢力と、旧社会党左派系の間では綱引きが始まっています。 当然参院選挙の野党統一候補の選出作業にも影響が出るでしょう。ここで公務員制度改革に切り込むことが出来たら、自民党は負けない戦いが出来るでしょうに、教育再生会議からも、自民党内からも公務員制度改革への具体的な発言が聞こえてこないのは残念です。