長谷川りん二郎展
こないだ子供と長谷川りん二郎展を見に行った。いいお天気の日でドライブも気持ちよかったが子供にとっては初めての美術鑑賞となりたいくつしないかな~と少し心配したけどこうやって、たまの平日休みに子供と二人で(父親抜きで)母親の趣味を炸裂させながらおでかけするのが私はとても好きなのだ。子供も、父親とは少し違う趣向の遊び方を母とたまにすることを楽しんでくれたらいいなと思う。(それでいつかゴルフ場へも連れて行きたい)平塚の美術館はとてもきれいで立派だった。平日だというのに結構な人がいて長谷川さんは人気のようだった。そして、思った以上にたくさんの作品が集められていた。私と長谷川りん二郎さんは少しだけ時代を共有しているがいままで知ることはなかった。今回初めて、初期の作品から晩年、歩くことが難しくなった頃の作品までをみて絵を描く人生を送った一人の画家の生き方そのものを見たような気がした。文才もあったとのことですが、絵を描くために生まれてきた人なんだろうと思う。思った以上にすばらしい絵ばかりだったのでたくさん絵葉書をかって帰ろうと思ったら作っている絵葉書の種類がとても少なくてがっかり。それなら画集でも、と思ったら実際の絵を見た後ではどうにも見劣りがする画質でまたがっかり。ナマの絵は色がものすごくきれいだった。タロウの絵は実物を見ないと描けない性分であるがためにタロウが先に死んでしまってひげが全部描けなかったという有名なエピソードのある絵ですがそんなことよりも絵の色がきれいで圧倒されました。子供も退屈せずに楽しめたみたいでよかった。初めての美術鑑賞にとてもいい質と量だったかも。資料展示の写真を見るとタロウは大きなオス猫だったようです。