カテゴリ:勘違い系
昨日、郵便局に行こうと歩いていたら、でっかい外車が行き詰まっていた。
そこは比較的細い道で、どこかのビルで工事をしているらしく、小型のバンが二台、縦に並んで道の脇に駐車してあった。普通サイズのクルマなら、楽々通れるだけの幅が空いているのだけれど、その外車はかなり大きかったから、5センチずつじりじりと移動して、そこを通り抜けようとしていた。 おかげで、私も、私の後ろから歩いてきたお爺さんも、その車が糞詰まりを解消するまで、全く前進できなかった。しばらくすると私たちの後ろには、バイク、もう一台のクルマと、行列ができた。 その外車がようやく、二台目のバンを通り越そうとしたとき、運転席に座っていた男性は、忌々しげにバンのミラーを車体に向かって叩きつけた。乱暴な人だなぁ、イライラするのは分かるけど。と思いながら、身体をちょっと移動すると、ありゃー、というものが見えた。 その外車と二台のクルマとの隙間は、せいぜい3センチくらいだった。ほんとにギリギリすれすれで、外車に乗っていたちょっとヤクザっちい人が、イライラする気持ちは十分に分かった。でも、その外車の右の方を見ると、出っ張っている電柱との隙間ではかっても、20センチ以上空いていたのだ。つまり、外車は左ハンドルなので、もうちょっと右に寄れば、ゆうゆう通り抜けられることに気づいていなかった、ということだ。 運転の腕がないのに、あまり大きな車に乗るのは止めた方が良い。ましてや左ハンドルは恥ずかしいぞ。 恥ずかしいと言えば、以前、四輪駆動のかっちょいいクルマが、浜辺で砂の中に埋没して、人々に押してもらっているのを見た。そんな腕で四駆…… 恥ずかしすぎる。 そうそう、これは実際に見たわけではないけど、フェラーリが段差に引っかかって、立ち往生していたという話は良く聞く。車高が低いし、整備された道をバーッと走るように作られているから、日本の道路向きではないらしい。雨が降ると乗れない、って話も聞いたことがあるけど、本当だろうか? (床から浸水してきたりする、というウワサが)。 何はともあれ、やっぱりニンゲンは分相応をわきまえた方が良いし、気候風土も考慮すべきなんだろう。あのヤクザっちい人は、国産の中型車くらいがちょうど良いんじゃないかな(それを言ったら殴られるだろうケド)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年07月10日 11時32分23秒
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