カテゴリ:分類不能系
今日(と言うか昨日)、歯医者にでかけるのに、バスに乗った。ちょうどやってきたバスが、バス停よりも遙か後方の停車位置で乗車口のドアを開けたから、「あれ、O運転手かな?」と思ったら、案の定、彼だった。
そのバス停は、横断歩道のちょっと手前にある。そのため信号が赤になると、バスがきちんとバス停前に移動するのに、青になるまで待たなければならないことが多い。割と混んでいる道なので、始終、前にクルマが詰まっているからだ。 そのバス停には二社のバスが止まる。たいていのバスは、足の悪いお年寄りも多いし、バス停以外のところでの乗車、降車は危険だから、たとえバス停から1メートルほど後方にいる場合にも、信号が変わるのを待って、バス停前に移動してから乗降させるのが普通だ。が、「O」運転手はとてもせっかち。だから私が遭遇した限りでは、バス停から2メートルの範囲内で、彼のバスが停車した例しは、ついぞない。 今日も、バスがバス停のはるか後方(5メートルはあった)でドアを開くのを見たとき、これまで蓄積したデータから、とっさに「O」さんだろう、と推測した訳だが、実際にバスに乗ってみたら、やっぱり「O」さん。えっへん、である(無意味……)。 今日はたまたま、ミラーにうつる「O」さんの顔が、よーく見える席に座った。じっと観察していたら、この人の口は常に「うかんむり(宇の冠部分ね)」から点を取ったような形をしていることが判明した。がま口の金具から、ぱちっと指をかけるところを取った感じ、と言っても良い。よーく見ると、Oさんは顎のしっかりした、しぶい男前だ。そういう口つきが、似合わないこともない。しかし、もうちょっと柔和な表情をしていたら、人生もっと楽しくなるだろうに。 と私がこんなところで言っても、しょうがない。「O」さんに話を戻すと、その路線に何台のバスが走っていて、どんなシフトになってるのかしらないが、たまたま乗ったのがここ2、3日こだわっている、「O」運転手の勤務するバスだったなんて、すごい偶然だ。こういうのも、シンクロニシティとか言うのかしら。 すごい偶然ついでに、帰りがけ、例のフレンチレストランをのぞきに行ってきた。特大のニコニコ笑顔をうかべた、あのウェイターさんがいるかどうか、確かめに。 結論から言うと、彼は元気に勤務していた。でも、笑顔が4割くらい減。もとが10000ワットだったとしたら、今は6000ワットくらい。ニコニコさんの人生に、いったい何があったのだろう? ちょっと心配。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月28日 23時21分15秒
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