065768 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

今日のヘンな人

今日のヘンな人

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

gomagoma0205

gomagoma0205

カテゴリ

フリーページ

2004年10月12日
XML
カテゴリ:分類不能系
 学生時代、夏休みの宿題に「写生」というのがあって、私はとある公園に日参して、絵を描いていた。正直言って、私はとても絵が下手くそなので、あまりのひどさにビックリ仰天した人たちが、列を成して近寄ってきた。シュールとかキュビズムの人だと思われたのかもしれない。

 と言うわけで、絵を描いているよりは、通りすがりの散歩の人たちと、おしゃべりをしている方が多かったので、ある日、前の方から連れだってやってくる二人の男性が、私の方にまっすぐ近寄ってきたのを見ても、それほど驚かなかった。が、話しかけられた時は、少しビックリした。

 それは、背の高い若い男性と、親分だかアニキだか知らないが、いかにもヤ○○系の厳つい風貌をした、小柄だががっちりした体格の、中年男性との二人連れだったのだが、私に親しげに話しかけてきたのは、パンチパーマの親分の方だったのだ。

 およそ絵になど興味の無さそうなタイプに見えるのだが、親分は風貌に似ず、とても知的な、穏やかなしゃべり方をする人で、絵画に対する造詣も非常に深いようだった。私は絵はからっきしだったが、芸術系が専門だったので、知識は豊富なつもりだった。が、親分の教養にはたじたじ、という感じだった。

 見た目が格好良くて、実はバカだったという人よりも(実は、初恋の人がこのタイプだった。ああS先輩のバカ……)、見た目は難ありなのに、話してみたらすっごく素敵な人だった、という方が、好意が湧くものだ。さすがにパンチパーマのずんぐりしたおじさんに、恋心こそ抱かなかったが、親分との会話は、非常に楽しかった。

 散歩中なのか、公園を通り抜けてどこかに行く途中なのか分からないが、引き留めちゃ悪いなと思いつつも、親分も次々と、楽しそうに新しい話題を提供してくるので、私たちはかなり長いこと、芸術論を戦わせたのだった。

                     〜昨日が徹夜だったもんで、続く〜
    








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年10月12日 22時38分39秒
コメント(2) | コメントを書く
[分類不能系] カテゴリの最新記事


カレンダー

コメント新着

gomagoma0205@ Re[1]:バカ VS. 精神異常の方(04/01) れんげさんさま! 早速の書き込みあり…
れんげ@ Re:バカ VS. 精神異常の方(04/01) ごまちゃん、お久しぶり~♪ 復帰したのね…
ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…

© Rakuten Group, Inc.
X