カテゴリ:勘違い系
3ヶ月ほど前、あるプロジェクトの担当者が急に変わって、その人に会ったこともないまま、メールを介して仕事をするという状況が発生した。前の担当者と違って、重箱のスミを突っつくようなよけいな口出しが多く、やりにくいことおびただしいが、勤め人の悲しさ、まあ、それもしょうがないかとあきらめていた。
私はメールの文面などから何となく、その人が女性だと信じていたのだけれど、先日、電話で話をするチャンスがようやく生じて、男性であることが分かった。オトコにもオンナにもある名前だと、こういうことって起きるのねーとびっくり。 まあ、それはともかく、ここのところ、この変な人日記が断続的になっているのは、自宅パソコンの不調ではなく(それはようやく直った)、その人のせいである。というのは、コイツ、むちゃくちゃバカなのだ。 状況を説明すると、ちょっとヤバイ感じがするので、たとえ話にすれば、カレーパンを作るというプロジェクトなのに、「どこそこのクリームは仕入れたのか」「○○の砂糖を使ってないじゃないか」というようなことを言うのだ。 まあ、クリームは良いよ。カレーを作るのにも、多少、使わないことはないだろうから。でも、砂糖ってなんだ? どうしてそんな大量の砂糖が必要なんだ? 言っとくけど、クリームパン作ってんじゃねーんだぞっ! クライアントである特権を振りかざして、そのように見当はずれな無理難題を言う馬鹿者とつきあっていると、ほとほとイヤになって来る。直接の上司は分かってくれているけど、ストレスはたまるばかりである。 先日、こやつは男尊女卑な考えの持ち主であることも判明した。私の作成したとある書類に難癖をつける際に、「データの扱いがなってない。だいたいオンナは、そういうことに弱いが、アンタもプロだったら、自分に足りないものを補う努力くらいして欲しいものだ」とぬかしたのである。そしてご丁寧にも、「これこれこういう資料があることを、お前は知らないのか。勉強不足も良いところだ。この資料は、非常に良くできているから、これを参考にしろ」とほざきおった。 褒めてくれてありがとう。その資料を作ったのは私です。 そんなバカに褒められても、全然うれしくはないし、ちょっと情けなくなった。なぜなら、その資料はやっぱり、クリームパンのために作ったものなのである。 そりゃあ、鳥釜飯(何故に…)とクリームパンを比べたとき、どっちがカレーパンに似ているか、と訊かれたら、まあ、パンつながりでクリームパン、ってことになるだろうが、カレーパンを作ろうって話のときに、しつこくクリームと砂糖に固執するのはやめて欲しいのである。アタマ悪すぎ…… 要するにそのバカ者は、クライアントであること、自分がオトコであることをタネに、えばりたいだけなのだろうと思う。クライアントである特権の方は仕方がないが、オトコだということで、オンナを見下せる時代では、もう、無いと思うのだが、そんなことも分からないバカなのである。しかも、結構わかぞーなのがバカバカしさに拍車をかけているのだった。はああああ。 私はそのバカ者を、最初女性だと思っていたワケだけれど、思い返してみると、ねちっとしたメールの文面から、そんな風に思いこんだのかもしれない。だとすると、私にも「男性はさっぱりしている」「女性はネチネチしている」という、悪しき思いこみがあったということになる。実生活では、からっと陽性な女性と会うことの方が多いのに…… バカ野郎めーと思っていたけど、反面教師というか、自分のことも反省するきっかけになったと、前向きに考えるようにしよう。が、やっぱりあんなモノと、年度内いっぱい、付き合わなくちゃならないかと思うと、ゆーうつなのだった。はああああ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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