カテゴリ:勘違い系
クリスマスイブ、クリスマスと遊び歩いていたら、カゼが再発! 鼻水がとまりません。
今日は一日、おとなしく家にこもってネットサーフィン(ちょっと古い)などをしていたら、すっごく奇妙な人のことを思い出した。その人の名は、○リー・伊藤さん。と言っても、テレビに良く出てくるあの方ではない。英語の学習書などを、たくさん出版しておられる先生だ。 何が奇妙かというと、この人、ガイジンぶるのだ。ぺらんぺらんに薄いパンフレットみたいなのと、その内容を吹き込んだCD(あきらかにCDがメイン)がセットになった教材を、たまたま友達からもらったのだが、通して聞いたら鳥肌がたってしまった。 このCDでは、誰だったか、あんまり英語の得意でない、可愛らしい感じの若い女性が、○リー先生に色々質問しながら、英語の文法的知識などを身につけていくようすが、実況中継(?)されている。 最初のうち○リー先生は、すっごくたどたどしい日本語で、「そーゆーところ、日本人、ヨクマチガエマスネー」などとやっていたので、私は「ああ、この人、日系三世とか、そんな感じな人なんだろうな」と思った。ところが、である。収録が進むにつれ、○リー先生の日本語はどんどん達者になっていく。まるでネイティブ。いや、そう、ネイティブなのだ、この人。 後になって別の友人から聞いた話だから、本当かどうかは知らないが、この方、日系○世ではないどころか、せいぜい高校生か、大学生くらいのときに、アメリカに住んでいたことがある程度なんだそうだ。だから、どう逆立ちしても、あんな風に日本語がたどたどしくなるハズがない。 そのCDの気持ちの悪いところは、○リー先生が途中で何度もする軌道修正。カタカナ日本語みたいなたどたどが、流ちょうなネイティブジャパニーズになっしまうと、途中で「 はっ!」と気が付くらしく、突然また「たどたど」っとカタカナ日本語をしゃべり始めるのだ。 CDの収録は30分程度の長さだったと思うけど、その中で何度も、○リー先生は日本人とガイジンさんの間を、行ったり来たりしていた。 彼の素性に関する情報を教えてくれた友人によれば、日本人に対してはやたらオシの強い、アメリカンな態度を取るこの方、アメリカ人の前では超従順なうなづき日本人だという話。 私は会ったことがないから知らないけど、日本語の進化と退化を、あれだけの短時間にくりかえす厚顔無恥さを考えると、そのくらいの二面性は十分に持ってらっしゃるような気が。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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