カテゴリ:非常識系
メーリングリストや、Q&A系の掲示板などで、すっごくキツイモノイイをする人がいる。他の参加者が初歩的なことを訊くと、そう言う人たちはたいてい激怒する。
「同じような質問が無かったかどうか、調べてみろ!」と、言葉はきつくても一応、何をしたら良かったのかを教えてくれる人はまだ良い方で、やたらめったら罵詈雑言を浴びせかけて終わり、なんて人もいる。 私は結構気の長い方だから、どうしたら良いかの知識も無い人に目くじらたてなくても良いのに、と思っている。好きなだけ質問させてやれよ、と。イヤなら答えなければ良いんだから。 が、先日はもー、同種の人にとっつかまって、ほんとーにアタマにきた。 ある日の夜中、唐突に自宅の電話が鳴った。午前1時をまわっている頃合いだ。前にも書いたが、ウチはよく間違い電話がかかってくる。だからそのときも、バカヤローな間違い電話かと思った。が、出てみると、以前の同僚というか、同僚なんだけどキャリア的にはちょっと後輩、みたいな知人だった。 その時間、宵っ張りな私はまだ起きていたから良いようなものの、常識的には考えられない時間だ。しかも、結構長いこと、連絡を取り合っていなかったので、「○○ですけどぉ」と言われても、しばらく誰だか分からなかった。 で、その元同僚もどき(男性であるが)は、「こんな夜遅くにスイマセン」の一言もなく、唐突に「ちょっとききたいんですけどぉ」と来た。夜中に唐突に電話してきて、何の前置きも無く「ききたいんですけどぉ」ってお前、いい年して常識ってぇモノがないのかああああああああああっ という内心は押し隠し「なに?」とたずねると、何とまあ、仕事に関する質問だった。それもごくごくごくごく初歩的な。 状況を察するに、どうやら彼は、自分にはできないことを、できるフリして、新しい会社に採用されたらしいのだ。たぶん彼は転職する時に、これまでの実績として、自分がほとんど関わっていないような仕事まで、利用したのではないかと思う。 いずれにせよ、背伸びして(ウソをついたとも言うが)転職した彼は、ある仕事を任されて「さあ、困った!」という状態になったらしい。新しい会社の同僚や先輩などに訊けるはずもなく、それで久々に私を思い出したということなのだろう。 まあ、それは良いとしましょう。夜中に唐突に何のエクスキューズもなく電話をかけてきたのは、許す、とする。が、その質問の内容に、私はほんとーーーーーーーに激怒した。たとえて言うならば、それは「公序良俗ってどういう意味でしたっけ」というレベルのものだったのだ。辞書をひけーーーーーっ 「公序良俗」は単なる例だけど、彼が私に訊いて来たことは、専門知識のレベルにさえ行っておらず、普通の社会人が常識としてある程度知っているはずのものだった。 確かに彼が訊いてきたのは、もうちょっと突っ込んだ内容ではあったが、そんなもの、ネットで検索してみろよ。少なくとも、クライアントのサイトを見てくれ。もしそこになかったら、競合他社のサイトを調べる程度のことをしてから、電話してくれ。絶対に掲載されているはずだから(実際、クライアントサイトに、その情報の基本的な内容は、あった)。 彼が任されたというプロジェクトは、間違いなく失敗するだろう。そして誰かに多大な迷惑をかけて、結局、現在の会社にいられなくなるのではないだろうか。その結果の尻ぬぐいをさせられる誰かは、ほんとにもー、お気の毒さま、と言うしかない。 ちなみに、私がその情報を扱う際に、気を付けた方が良いポイントを教えてあげなかったのは、間違いなく意地悪からである。ああ、なんて心の狭い… ←反省はしていない模様 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月01日 18時32分18秒
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