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テーマ:日常の生活を・・(3504)
カテゴリ:その他スポーツ
これはすごい!全盛期時代(荻原健司、河野孝典ほか)だった90年代前半以来の快挙。 さらにすごいのは、後半の距離で逆転優勝というのは全盛期時代のジャンプ逃げ切り型だったころとは雲泥の差。 最近ノルディック競技はめっきりTV放送がなくなり、活字程度でしか成績を目にすることがないが、NHKの深夜放送すら忘れていました。 小林選手の距離が結構早い、というのはトリノの時から知っていましたが、当時はジャンプで20位台程度の選手だったので、距離のスタート時点では「戦意喪失」状態じゃなかったのかなあ、と思っていたので、まさかジャンプがここまで成長しているとは思いませんでした。 複合競技で距離の強化をやっていたのは少し知っていましたが、結構早く実を結んだようですね。TVでラストスパートだけ見ましたが、日本の選手がドイツやノルウェーの選手を距離で追い越すなんて、正直スカッとします。15年前では考えられなかった。 また、河野孝典さんは指導者で帰ってきてたのですね。彼は荻原健司選手(現国会議員)とともに、日本ノルディック複合の屋台骨を支えた一人。W杯ではいつも荻原選手の後で万年2位だったのですが、荻原選手より比較的距離にも強かったので、彼がジャンプで調子を崩し出すと、1位を快走していました。 しかしながら、スキー板の長さや金具などのルール改正でベストのジャンプができなくなったといってあっさり引退してしまいました。95年ごろでしょうか。 98年の長野五輪、地元の長野での出場を断念してまでなぜ引退したんだろう、と思っていました(長野五輪では選手村村長という役柄だった)。しかし指導者としてバンクーバーでも一泡吹かせてほしいものです。 今回は日本の戦術的勝利だったかもしれませんが、バンクーバーでメダルの可能性を十分感じさせてくれました。
ルール改正のせいで体格の大きい欧米選手が・・・。とう言い訳が決まり文句だったノルディック界。今回の快挙はそういった言い訳を克服して見事だったと思います。体格の劣る日本人もやればできるんですね。外部環境への対応が重要であるというよい例でしょう。
準ジャンプでは、おなじみ岡部、葛西の日本勢になんと、かつてのワールドカップチャンピオンであるドイツのマルティン・シュミットが絶好調のようです。彼は舟木や原田、葛西のライバルだった選手。憎らしいほど強かったが、彼もルール改正で大きく調子を落とした人。ベテランは日本人だけじゃなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/02/28 01:20:04 AM
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