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テーマ:☆ボクシング☆(642)
カテゴリ:ボクシング
亀田一家の次男、亀田大毅選手がWBAフライ級チャンピオンになりました。 WBCの内藤大助世界チャンピオン(当時)に挑戦して、ボロ負けして、戦いぶりが酷評されて謹慎処分になっていました。 その後再起して、昨年秋に今回と同じタイのデンカーセオン選手に挑戦し、もう少しで負けてしまいました。 今夜の試合はそのリターンマッチという位置づけでした。 戦前の予想は、デンカーセオン有利というものでしたが、チャンピオンはスタミナに難があるため、試合後半までもつれると大毅選手有利という声もありました。
今日の試合はTVで見ていましたが、大毅選手が勝利した、と客観的に思えるような戦いぶりでした。したがって勝敗は文句なしだと思います(この事実を受け入れるのには少し時間がかかったが、試合内容は確かに勝っていた)。
特に、過去に大毅選手の試合を見たときとは違い、身のこなしが軽く、最後まで良く動いていました。小刻みに動くと相手からするとパンチが当てにくく、動きが読めませんし、相手のパンチもよけやすくなります。 パンチの威力はなかったですが、結構的確にヒットさせていました。得意のボディーは効果的に相手のスタミナを消耗させていたようです。
兄、興毅とは違い、挑戦者らしく攻撃しているのがよかった。 そして何より、がむしゃらに戦っているのがよくわかる 「目」 をしていました。
内藤戦とは全く違う戦いぶりで、若い人は成長が早い、というのを見せ付けられた感じがしました。多分相当な努力をしたのでしょう。 今日の彼が本当の彼だと思うような印象的な試合だったと同時に、セカンドチャンスは与えるべきだ(注:大毅選手は3度目の世界挑戦)、という典型的な例を見たような気がした。試合後のインタビューは内藤戦の彼と同一人物とは思えない素直な青年でした。
大毅選手には、かつてのジムの先輩坂田選手との試合が義務付けられているようですが、内藤選手との試合の方が面白いと思いました。
同じ階級で兄弟が同時に世界チャンピオンって、日本以外でも初めてじゃないのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/02/07 10:53:01 PM
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