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テーマ:日常の生活を・・(3504)
カテゴリ:住まい
以下に記載することは一部不謹慎かもしれないが、復興(どのように復興するのかは議論が分かれるが)を視野に入れた場合、不可避な観点ではないだろうか?
東電は立場上仕方ない部分があるが、東電の要請他をほぼ丸投げして発言する政府要人は理解に苦しむ。 「買い控え」と「節電」だ。 国民が買い控えと節電に慣れてしまうと、そのまま心理不況に突入してしまう。少なくとも消費心理を冷やすのには十分だ(震災で十分冷えたところに、「あなたたちの無駄遣いが被災者を困らせる」というメッセージ以外の何物でもない)。
「買いだめ」は商品の供給見通しが立たないと消費者が勝手に判断したことから行動を起こす。政府はメーカーと協力して供給見通しをきちんと説明すべきだ。 カップラーメンなんて輸入すればいいじゃないか(海外現地生産品の逆輸入)。 棚に並ぶまでに日数はかかるが、その日数の目安が欲しい。 ガソリンもしかり。ガソリンスタンドにものすごい列が出来ていて、自分のメーターが半分を切ってしまえば、不安になる。いつから再支給が可能か目処をつければ、皆逆算してガソリンを使うはずだ。
節電。東京電力は無計画に停電を通知してくるくせに、募金運動のように「節電お願いします」の一点張り。鉄道会社まで節電協力しているのに、全てのキー局がしゃあしゃあとTV番組を放送しているチグハグさは何なのだ?
一定地域を外した停電は難しいと言われていたがそのようでもないようだ。私の住む浦安市は15日の火曜日にはいったん計画停電対象外地域に指定された。やろうと思えばできる。(しかし、その後、17日に無情にも一方的に計画停電地域に再指定。被災地なのに)
重要度の高い政策(ただし、緊急度は当然人命救命)は被災地以外の人は、極力普段通りにお金を使ってもらって(なかなか容易ではないが)、経済活動の下振れを最小限に食いとどめることではないだろうか?(海江田さんまで「節電」って言ってたなあ、残念) 少なくとも電力需要のピークタイム以外の節電はどれほどの意味があるのだろう?(電気は最大需要に合わせて設備が作られているから、昼間なんて需要が少ないはず。だからスマートグリッドで需要供給を平準化させようって動きがある)。
商品の方も丸の内のど真ん中のローソンですら、ペットボトルのお茶がない。供給見通しすら示されない。
もちろん被災者の救済は最優先事項に違いはないと思うが、救済して復興するには、(ボランティアとか義援金とか目に見える支援のほかに)国民が出来る本当の貢献は、被災地以外の人々は極力普段通りの経済生活を行うことの様な気がする。しっかり税金を払うこと。税金を払うためには法人も個人も儲かっていないといけない。
(ちなみに私は(東北地方と比較すれば軽い)被災地住民なので、普段以上にコストのかかる生活を強いられている。断水中なのでコインランドリーとか銭湯とかに行かなければ用を足せない。その地に行くには車は欠かせない)
タダでさえ、ガラスの財政なのに、国民心理を必要以上に委縮させてどーすんだ。
そのための電力供給をどうするのか、商品供給をどうするのか、そろそろそういった視点が欲しい。少なくとも昼間停電地域以外で節電する必要性はないと思うのだが(そのための計画停電だったのではないか?本当に無計画だ)。
それをリードするのが政府の役目じゃないのか? 「みんなでひもじい思いを分け合いましょう」じゃあ、辛気臭いよ。プロ野球をドーム球場で開幕させよう。そのためなら我が家は停電になっても別にいいと思う(おっと、その場合はTV中継が見られないなあ、残念だが)。 野球の出来ないプロ野球選手こそ食糧不足の大敵じゃないか(ただの大飯食い)。新井君よ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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