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2009.06.28
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カテゴリ:韓国イロイロ
けさ、起きるなりパートナーが
「韓国の日記、おもしろかった!また続き書いてね」って。
「うん」っていっといたけど、一緒にいった旅行なんですけど・・・。
パートナーもどっかのサイトに旅行の感想を書いているようでして、
なんの表現をするためにそれが出て来たのかわかりませんが
「ねえねえ。まな板の鯉だっけ?マグロだっけ?」と聞いてきました。

「まな板の上の鯉」でしょ?「まな板」の上にマグロは乗らないと思います。

乗ったとしてもそれはマグロの冊でしょうし。
観念して動かなくなっているのではなく、解体されたマグロの一部です。
意味が違いますな。観念を通り越しておりますな。完全に。

そんな事ばっかいってると、またブログに載せるぞ!と言っておきましたが
まさか今日の今日とは奴も思っていないでしょう(笑)

さあ、「韓晶惠先生の料理学校」でキムチづくりです。
「韓晶惠先生」は日本でもおなじみの先生らしく
(ボクは全然知りませんでしたが)
NHKの「きょうの料理」とかにも出ているらしく、
また韓国料理の本を日本で初めて出された方らしいのです。

あやしげな街を通り抜け、不気味なビルの階段を上っていき
受付を済ますと、広いキッチンスペースに通されました。
キッチンスペースっていうかう~ん?「料理の鉄人」とか「スマスマ」で
料理するスペースみたいな感じ?キッチンスペースでいいんですね(笑)

アシスタントに続いて「韓晶惠先生」の登場です。
年齢不詳の方でちょっと淡谷のり子をキレイに上品にした感じ?こらこら。
いろいろと日本での思い出などを語ってくださったのですが
本人が最初に「この歳になると同じ事を何回もいったりしてねぇー」って。

「日本ではじめて韓国料理の本を出したのは私で、
当時で2万円もする本でしたので(上下で)
私は売れないっていったんですが、
出版社の方がどうしてもっておっしゃるので・・・
でもとてもよく売れまして、私、大金持ちになりました」って・・・。

これおばはん、3回もいいました。

それと「韓国キムチいろいろありますが、これはソウルのキムチです」
これはおばはん、5回ほどいいました。

さあいよいよその料理本から抜粋された小さなテキスト(これもらえます)を
参考に「白菜キムチ」作りの開始です。

kimuti.jpg

レシピ.jpg


まずは「白菜」の自慢から「日本にはないしっかりと詰まった感じの白菜です」との事。半分に切ってあった白菜をじっくり拝見させていただき、
いよいよ包丁を入れます。
「縦半分に切り4つ切りになりますね。これを塩水につけて10時間置きます」えっ?10時間???

「で、10時間置いたものがこれです」と材料がすり替わります。
おおおお!「きょうの料理」みたいじゃないか!
アシスタントが用意してくれた大根、ねぎ、、わけぎ、せりを指示通り
切り刻み、唐辛子粉等を入れます。

「唐辛子は日本ほど、辛くありません。日本の唐辛子は南米原産のものを
最初に持ち込んだ為にあんなに辛いものになったです」と先生。
「韓国に、すぐとなりの国にこんなにおいしいのがあるのにね」と
不敵に笑いました。唐辛子はさらに小さいものほど辛いらしいです。
さらに唐辛子粉には粗挽きのものと細かいものがあり、用途によって分けます。ということらしいです。
次に「あみの塩辛」を紹介してくださいました。
「ご存知ですね?」といわれましたが、二人とも「初めて見ました」と答えると
「どちらから?千葉ですよね?千葉ならあるはずよ」とのことでした。
「あみ」って小さな海老なのですが・・・ま、ボクらだけ知らないだけなのかもしれません。
なんか言い返そうと思い「いかの塩辛の入ったキムチもありますよね?」というと「それはソウルのキムチではありません。というかキムチじゃないです!」ってちょっとキレかかりました。なんで?センセ?

にんにく・生姜のみじん切りを加え、刻んだ野菜がしんなりするまで手で混ぜます。それを先程、いきなり登場した10時間後の白菜の葉の間に少しずつはさんでいき、最後の葉で縛ります。完成です。

最後に先生が数日前に作ったものを試食させていただき、
そんなに辛くない韓国の唐辛子なのに十分辛いんですが・・・(笑)
お菓子とお茶も一緒にいただき、作ったものは完全密封容器に入れて、
さらに頑丈にテープを巻いて、こちらもおみやげにいただけます。


「ありがとうございました」と下の階に降りると「修了証書」がもらえます。
ありがたいことです。これさえあれば、日本のどのキムチメーカーでも勤められるというものでしょうか?違いますよね?

年齢不詳の先生は長い階段を1階まで歩いておりてくださり、
姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。
なんでしょ?久しぶりの客だったんでしょうか?こらこら。

「完全密封のキムチ」とはいえ、そのまま観劇にいくわけにはいかないので
ホテルに帰ってリセットしてタクシーで「NANTA」を見にいくことにします。
ではでは。

サランヘヨー。グッドラック。






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最終更新日  2009.06.28 17:18:43
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