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カテゴリ:韓国イロイロ
けさ、起きるなりパートナーが
「韓国の日記、おもしろかった!また続き書いてね」って。 「うん」っていっといたけど、一緒にいった旅行なんですけど・・・。 パートナーもどっかのサイトに旅行の感想を書いているようでして、 なんの表現をするためにそれが出て来たのかわかりませんが 「ねえねえ。まな板の鯉だっけ?マグロだっけ?」と聞いてきました。 「まな板の上の鯉」でしょ?「まな板」の上にマグロは乗らないと思います。 乗ったとしてもそれはマグロの冊でしょうし。 観念して動かなくなっているのではなく、解体されたマグロの一部です。 意味が違いますな。観念を通り越しておりますな。完全に。 そんな事ばっかいってると、またブログに載せるぞ!と言っておきましたが まさか今日の今日とは奴も思っていないでしょう(笑) さあ、「韓晶惠先生の料理学校」でキムチづくりです。 「韓晶惠先生」は日本でもおなじみの先生らしく (ボクは全然知りませんでしたが) NHKの「きょうの料理」とかにも出ているらしく、 また韓国料理の本を日本で初めて出された方らしいのです。 あやしげな街を通り抜け、不気味なビルの階段を上っていき 受付を済ますと、広いキッチンスペースに通されました。 キッチンスペースっていうかう~ん?「料理の鉄人」とか「スマスマ」で 料理するスペースみたいな感じ?キッチンスペースでいいんですね(笑) アシスタントに続いて「韓晶惠先生」の登場です。 年齢不詳の方でちょっと淡谷のり子をキレイに上品にした感じ?こらこら。 いろいろと日本での思い出などを語ってくださったのですが 本人が最初に「この歳になると同じ事を何回もいったりしてねぇー」って。 「日本ではじめて韓国料理の本を出したのは私で、 当時で2万円もする本でしたので(上下で) 私は売れないっていったんですが、 出版社の方がどうしてもっておっしゃるので・・・ でもとてもよく売れまして、私、大金持ちになりました」って・・・。 これおばはん、3回もいいました。 それと「韓国キムチいろいろありますが、これはソウルのキムチです」 これはおばはん、5回ほどいいました。 さあいよいよその料理本から抜粋された小さなテキスト(これもらえます)を 参考に「白菜キムチ」作りの開始です。 まずは「白菜」の自慢から「日本にはないしっかりと詰まった感じの白菜です」との事。半分に切ってあった白菜をじっくり拝見させていただき、 いよいよ包丁を入れます。 「縦半分に切り4つ切りになりますね。これを塩水につけて10時間置きます」えっ?10時間??? 「で、10時間置いたものがこれです」と材料がすり替わります。 おおおお!「きょうの料理」みたいじゃないか! アシスタントが用意してくれた大根、ねぎ、、わけぎ、せりを指示通り 切り刻み、唐辛子粉等を入れます。 「唐辛子は日本ほど、辛くありません。日本の唐辛子は南米原産のものを 最初に持ち込んだ為にあんなに辛いものになったです」と先生。 「韓国に、すぐとなりの国にこんなにおいしいのがあるのにね」と 不敵に笑いました。唐辛子はさらに小さいものほど辛いらしいです。 さらに唐辛子粉には粗挽きのものと細かいものがあり、用途によって分けます。ということらしいです。 次に「あみの塩辛」を紹介してくださいました。 「ご存知ですね?」といわれましたが、二人とも「初めて見ました」と答えると 「どちらから?千葉ですよね?千葉ならあるはずよ」とのことでした。 「あみ」って小さな海老なのですが・・・ま、ボクらだけ知らないだけなのかもしれません。 なんか言い返そうと思い「いかの塩辛の入ったキムチもありますよね?」というと「それはソウルのキムチではありません。というかキムチじゃないです!」ってちょっとキレかかりました。なんで?センセ? にんにく・生姜のみじん切りを加え、刻んだ野菜がしんなりするまで手で混ぜます。それを先程、いきなり登場した10時間後の白菜の葉の間に少しずつはさんでいき、最後の葉で縛ります。完成です。 最後に先生が数日前に作ったものを試食させていただき、 そんなに辛くない韓国の唐辛子なのに十分辛いんですが・・・(笑) お菓子とお茶も一緒にいただき、作ったものは完全密封容器に入れて、 さらに頑丈にテープを巻いて、こちらもおみやげにいただけます。 「ありがとうございました」と下の階に降りると「修了証書」がもらえます。 ありがたいことです。これさえあれば、日本のどのキムチメーカーでも勤められるというものでしょうか?違いますよね? 年齢不詳の先生は長い階段を1階まで歩いておりてくださり、 姿が見えなくなるまで見送ってくださいました。 なんでしょ?久しぶりの客だったんでしょうか?こらこら。 「完全密封のキムチ」とはいえ、そのまま観劇にいくわけにはいかないので ホテルに帰ってリセットしてタクシーで「NANTA」を見にいくことにします。 ではでは。 サランヘヨー。グッドラック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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