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カテゴリ:真夜中シリーズ
朝早起きして、パートナーと二人で県立産業科学館へいってきました。
プラネタリウムの第一人者・大平貴之氏のスーパーメガスターが やってくるのです!!!それも今日は本人による上映解説付きと来たら! こりゃ朝早くからいかなきゃ入れない。 そんな訳で、朝7時すぎにはおにぎりを持って、目的地に向かいました。 7時半に着いたのですが、建物裏から見ると、 正面にはもうすでに先客多数あり!!! やはり大平氏の人気は凄いですなぁー・・・などと流暢な事は言ってられん。 軽く駆け足で、建物の正面玄関に向かうと たくさん並んでいるように見えた先客は、まさに「その部分だけ」でして 20人ほどが並んでいただけでした。 10時からの上映だから、流石に早すぎたかもしれません(笑) 入った順番にロビーのテーブルに座らされたので、一息ついてさっそく朝食開始。 おにぎりを頬張っていると、係員のおじさんがやってきて ボクらも含めて、そこらにいる人達に向かっていいました。 「さっき大平さん、入って来たの見てました?とっても背の高い方ですねぇー」 と自分より頭一つ高い位置に手のひらを持っていって 「これくらいでしたかねぇー」と大平氏の背の高さを表そうとしています。 後ろに座っている女子高生らしき4人組がこれに食いつきました。 A「え!うそ!見れなかった!ショックゥー」 B「そんなに大きい人なの?カッコいいねぇー」 C「私、『惚れてまうわ』だし」 D「ちょっと待って。私なんかもともと『本気』のファンだからね」 C「『本気』の意味わかんないし」キャキャキャ。 てなわけで、そんな状態なのに、パートナーは 「どっちが大きいか聞いてみなよ」とボクに催促します。 この状態では立てないでしょう。ただのデカいおっさんが 大平氏にライバル意識燃やしてもねー。 そんなこんなしているうちに、入場券の販売が始まり、 自由席ではありますが、席は確保出来るので、 あとは始まる20分程前に集まってくれればいいですと 係員のおっさんがいっているのに、1時間前には行列が出来てしまいました。 日本人は本当に並ぶのが好きですなぁー。 誰かが並ぶとその後ろに並ぶのも、日本人の習性で、本当つき合うの疲れます。 20分前に開場され席に着くと、 大平氏はすでに一番上の解説席に着いていました。 でもそれに気づく人はほとんどおらず、 さっきの女子高生グループはどうしたかと 確認すると、まだ気がついていないようです。 あんなに盛り上がっていたのに。というか ここいらあたりからボクも気づいてきました。 ひょっとすると「大平氏にはオーラがないのではないか?」 上映が始まる少し前に、やっと連中は大平氏に気がついたようで なんか盛り上がっておりましたが、 すぐその後、係員による大平氏の紹介があり大平氏の挨拶があって、 いよいよ上映開始です! 「まず最初に目を閉じてください」 大平氏本人の解説の始まりです。 「そういうと、必ず、薄目にする人がいるんですが、 ここはあとでいい事があると思ってちょっとの間、その状態でいて下さい」 ・・・・ 「さあ、目を開けてください」 ウォォォォォォ!!!!! こんな凄い星空、見た事ないです。流石、スーパーメガスター。 あと、大平氏がとても気に入ったのはちょいちょいおやぢギャグを 解説に入れるんです。 それで、誰も笑わないと、自分で用意して来た 「笑いマシーン」にスイッチを入れるのです。 するとたくさんのおばはんの声で「わははははは!!!」 その感性がボクは好きです。 いろいろしょーもない事をいっていたのですが ボクのお気に入りは・・・ 「蠍座はアンタレスといいますが、これは良く似た星の火星(アレース)に 対抗した(アンチ)ものという意味で、 アンチ・アレースがアンチァレース→アンチャレス→アンタレスとなりました。 で発見したのは・・・そうあんたれす」 「ベガとアルタイル。上にあるのが織姫です。おぼえやすい方法としては 上が織姫、下が彦星、織姫の上から目線・・・とこう覚えてもらえればいいですね。 この二人の間にいちゃついてるんじゃねえぞとばかりに 白鳥が邪魔をしに来ます。この三つの★が有名な『夏の大三角関係』です。 ちびっ子のみんなは『三角関係』の意味がわからなかったら、 後でお父さん、お母さんに詳しく聞いて下さいネ~」 とまあこういう感じです。 それとは関係なく、目が慣れるに従って、細かい星もどんどん見えて来て これは本当に素晴らしいの一言でした。 あと、オーロラもキレイでしたし。 30分ほどの上映はあっという間に終わり、大平氏は先に 大拍手をもって退場していきました。 それから、観客が順番にドームを出て行ったのですが 1Fのフロアに降りていくと、長机に大平氏が座っているではないですか! 自分の本やハガキ・ポスターを購入してくれた人には サインをしますっていうアレです。 が・・・ボクらはちょうど中間くらいで降りていったのですが、 大平氏に気づかずに、みんなとっとと帰っていってしまいます。 ボクらはチャンスとばかり、本を買ってサインをしてもらおうと思ったら 「すいません。品切れなんです」・・・って朝一番なんですけど・・・ 商売っ気なし。しょうがなくハガキセットを買って、サインをしてもらいました。 ところで、大平氏の大ファンのはずの女子高生ですが どうも気がつかずに帰ってしまったみたいです。背もボクくらい高いので 目立つ人なのですが、どうも一般人にすごくとけ込むといいますか 何回もいいますが、オーラゼロといいますか・・・(笑) てかアイツら、ほんまにファンか??? でもボクは大平氏、大好きです。 写真もとったのですが、カメラどっかいってしまったんで また出て来たら掲載しますね。 グッドラック。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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