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テーマ:40代の視点と日常(771)
カテゴリ:ほんのひとりごと
最悪の鉄道事故となった、JR西日本の事故関連のニュース……。 突然の事故で、身内を奪われた遺族の方のコメントを聞くと 胸が痛み、画面を見ているのが辛くなる。 呆然自失という感じで、むしろ淡々と語る方。 逆上し、職員に食ってかかる方。 その中で、とてもハッとさせられるひと言があった。 たしか大学生の娘さんを亡くされたお父さんだったと思う。 「娘は、たとえ1時間前に出たとしても、事故にあったのだと思う。 そういう運命だったのだと思う。」 冷酷なようだけれど、事故や事件で亡くなる人というのは、 「そういう運命」を背負っているのだ と私も漠然と思っている。 それがその人の寿命だった。運命だった。 でも、自分の身内が犠牲になった時、 果たして、こんな風に納得できるかどうか…。 実は全く自信がない。 「そう思わないとやっていけませんから…」 と語るお父さんの言葉は、とても気高く私の胸に響いた。 犠牲者の方々のご冥福を、心からお祈りいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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