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カテゴリ:思い出話
今夜は11時過ぎからテレビジャパンで『Around40』の第3話を鑑賞。
どっぷりハマるというドラマじゃないが、同じ世代としてはやっぱおもしろい。 今日は主人公の親友が自分の同僚の心理療法士になんだかホレちゃってるのを親友に突っ込み、『もしかして嫉妬してる?』って突っ込み返された後、主人公の元カレらしき人が家の辺りをウロついてるとこで終わったのだが。 この『嫉妬してる?』発言で、嫉妬ねぇ~~とマイ嫉妬体験をひたすら思い出してみた。 あまり遡っても何なので、作造対象に限定してみるとして。かつては脳ミソのシワと言うシワにオンナが住み着いてるんじゃないかと思うほど女ラブだった作造。マイ嫉妬体験もたくさんあるに違いないと知り合ってからの年月を遡ってみたのだが、意外と出てこないものだ。いやいやそんなハズはない。作造と結婚した頃に帰国したときなんかは、義母造と商店街まで買い物のお供をして途中で義母造に『ここの家の子と昔付き合っとってな~。あ、あっちの家の子も可愛かったしなぁ~。』と過去のオンナ宅拝見ツアーまでやってもらったじゃないか。ネタには困らないはずだ。 権造が覚えてないだけなのか?でも、覚えてないレベルってことは取るに足らない事件だったって事で、嫉妬とは程遠いはずだ。 そして必死で思い出すことしばし。 幾つかなんとか思い出した中のひとつがコレ。 作造と結婚後、どの位経ってたのかもはっきり覚えていないが、子供が出来るまではしょっちゅう一緒に飲みに行ったりして、お付き合い時代の延長のようであった。 友人宅に集まっては飲んで騒いでを繰り返していたのだが、新しい知り合いがどんどん飲み仲間になっていっていた。 そんなある頃、学生の女の子達が参入してきた。 早速目をつけた作造はウキウキと一緒に飲んで騒いでおり、あ~~やってら~~と思っていたらそのうちゴルフの約束まで取り付けて一緒にゴルフに行く事になった。 確かゴルフ後に例のごとく友人宅で集まったときだったと思う。権造は行かなかったので飲み会から合流したのだが、時間が経つにつれて酔っ払っていった彼女達が権造のとこにやってきた。 ゴルフどうだった~?と権造が声を掛けると、そのうちの一人がいきなり『私、作造さんが好きなんです!奪っていいですかぁ?』といきなり宣戦布告。 うほっ。酔っ払ってら、と軽く流していたら、『何で笑ってるのよぉ?好きだって言ってるんですぅっ!!』とからんでくる。 うほっ。酔っ払ってら→あ?ケンカ売ってんのか?とようやく気付き、即戦闘モードに入りかけたものの、人前で取り乱したりするのを何よりも苦手とし嫌だと思うロボトミー権造はアタマはたいてやろうかと思った右手に自動制御がかかった。ギィ~~ガシャンと右手にワインを手にして飲み干した後、『とれるもんなら、とってみれば。』と一言吐くと、中身のナマトミーが出現して制御不能になる前に帰ることにした。 帰る途中は人目を気にせずロボトミーからナマトミーに変身して心ゆくまで憤慨し、家に帰るとフテ寝しようと思ってもアッタマに来ちゃって酔いは醒めちゃうし眠るどころではない。しばらくするとご機嫌で帰ってきた作造は、まさかそんな出来事があったともロボトミーがナマトミーに変身した事も知らず、何でワレ急に帰ったんや~~~とお気楽呑気の頂点な発言をするので、ナマトミー権造は我慢出きずに爆発した。 ちょっとぉっ!!!何よ、アレっ!!思いっきりケンカ売られたんですけどっ!!! ギャーギャーワーワー一気に吐いて一方的に攻撃する制御不能なナマトミー権造に全く口を挟めずポッカーーーン状態の作造。一気に喋りすぎて弾切れし、ハァハァしてる電池切れの権造に、作造が一言。 『ワレ、嫉妬しとるんか???』 キィィィ~~~!!!この一言で怒りはなんだか沸点に達したようで怒りエネルギーを充分充電しナマトミー権造再び攻撃開始。 その後一体どういう風に収拾したのかは記憶にない。 この出来事がマイ嫉妬体験として記憶の中から引きずり出したものの中でインパクトランキングのトップだったのだが、一体コレはどういう感情だったの改めて検証してみた。 辞書によると『嫉妬』というのはこういう風に書かれている。 しっ-と【嫉妬】 [名](スル) 1 自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。「他人の出世を―する」 2 自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気(りんき)。「夫の浮気相手に―する」 まぁ、意味1は関係ないので無視するとして。 愛するもの(この場合作造)の愛情が他の人に向けられるのをうらみ憎むこと。 うーーーーーむ。。。。 やきもち。 むーーーーーー。 この場合、対象は作造ってことである。が、よくよく考えてみると、ケンカを売ってきた彼女自体にハラを立てていた部分も多いような気がする。 ロボトミーにヒビが入りかけて中身のナマトミーが覗きそうでヤバイって時に『私の方が若いんだしぃ~。』なんて暴言まで吐かれたのだ。不条理なケンカは美味しくイタダキマスの権造としては外側のロボトミーが邪魔してゴチソウサマ出来なかっただけに怒り倍増だった気がする。 こうやって考えてみる場合、嫉妬と言うのは2種類の感情がその時々の状況に応じて入り乱れているものだと思われる。 1.イヤよイヤよ、他のオンナなんか見ちゃイヤよ。って自分の相手に対して持つ感情。 2.テメーこのアマ何手ぇ出してんだよ。って相手の相手に対して持つ感情。 どっちか一つだけというのは無いと思うので、この2種類ミックスだったのは自分でも理解しているが、元々考えてみれば、1.の他のオンナなんか見ちゃイヤよ、って感情も引っくり返せば『ワタシだけを見てなきゃイヤよ』って自己チュー極まりないもので、2.の方も、テメーこのアマの後ろに『ワタシのモノに』ってのがカッコ付きで入るので、世界の中心にワタシ(オレ)が居る的かなりナル度の高い感情である。 嫉妬嫉妬とよく言うが、こうやって考えてみると、嫉妬って感情は外(相手)に向かって放出する感情ではなく内(自分)に向かって行く感情だという事だ。 ってことは。 ナル度が高い人ほどきっと嫉妬心も増大していくのだろう。 コレって男女の関係だけではなく一般にも当てはまりそうだ。 同僚だけを見てみても、女王や妃殿下はナルである。 なるほどなぁ~~。 こんな事を考えつつ、寝ることにする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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