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2009年09月06日
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カテゴリ:仕事
リーマン破綻以降の金融危機からそろそろ1年である。
といっても大元のサブプライム問題が表面化したのが2007年8月。だから2年前からジワジワ来てた事になる。そしてリーマン破綻が去年の9月15日。2週間後に緊急経済安定化法が下院でまさかの否決になりその日のうちに株価が過去最大の値下がりを見せた。

あれから1年経つのだが、去年のクリスマス頃よりも今の方が一般市民の生活に変化が出ているような気がする。
チビの学校の経営危機もそうだし、お客さんでスモールビジネスを持つ人達も今年に入ってしばらくした頃から今にかけての方が大変そうだ。
去年の9月以降から必死になってやってきたがついに続かなくなってビジネスを手放したりする人や、去年に解雇された後、仕事が見つからなかったり再就職しても以前のような収入がではなく残ったお金を使い果たす勢いの知り合いなんかの話を聞くから、そう言う風に思うのだろう。

そんな中、昨日はサロンの月例ミーティングがあった。
毎月、ざっと全体の数字も聞くのだが、今回は今年前半期の数字もジョージが発表した。
前半期の数字は去年に比べて6%ダウン。去年の前半期はリーマンショックの前だから、6%ダウンというのはとても頑張った部類に入ると思う。
同じ系列のサロンでは場所や規模によって随分違いはあるのだが、30%以上ダウンしているところもかなりあるようだから、そういう所はかなり苦しい状況にあると思う。
7月8月は元々スローダウンする時期でもあるし、従業員も権造のように休みを取る人達が続くので、数字自体は一年の流れの中で下がる時期である。で、やっぱり去年よりも下回る数字になってしまっているのだが、これもそんなにヒドイ下がり具合ではない。
全体としてはボチボチやっているというところだ。

こういう時期に、何か考えて努力するのと、ただひたすらじっと不景気が通り過ぎるのを待ってるだけなのとでは、随分違いが出てくると思う。
ウチのサロンはその点、ジョージ自体がじっとしてられない性分であり、同業からまったく異種の色んな場所まで、あちこち覗きにいってはいろんな事を仕入れてくる。
あそこのサンドイッチ屋ではあんな事をしてたとか、ここのデパートからはこんなメールが来るだとか、あのサロンはこんなプロモーションをやっているだとか。
こんなせわしないボスのおかげで権造達従業員も、どこかに出かけると『この不景気の中ココはどんな対策練ってるんだろう。』というのが気になってくる。よって、出かける先々に置いてあるチラシがあれば持ち帰りサロンに持っていってジョージに渡したり、ネットサーフィン得意組はあちこちのサイトに出ているプロモ内容やクーポンなんかを片っ端からプリントアウトして、これまたジョージのオフィスの机に積み上げている。

半年くらい前からフロントにクラウディアの助っ人役のピッチピチ現役高校生が働いているのだが、ジャネットというこの女の子の脳ミソというのは恐ろしいくらいフレキシブルで、この子も時々とんでもないワンダフルなアイデアを出したりする。
この世代はインターネットというものが当たり前以下の世代なので、ネット関係の諸々の雑用は全部ジャネットが担当している。
最近始めたe-blastというサービスでは、初めて来たお客さんにお礼メールを送ったり、誕生日のお客さんにバースデーカード(次回5ドルオフのバースデープレゼント付き)を送ったりというベーシックなメールから、ギリギリアポメールやお客さん感謝デー案内メールまで、ジャネットがチャチャっと下書きと編集をしてくれて一括してアドレスを持ってるお客さんに全部行くようになっている。

ギリギリアポメールとは、毎週土曜日に送るもので、土曜日にサロンが終了した時点で次の週のスケジュールにまだ空きの多い日があるスタイリストが、『この曜日はまだ空きがありますから時間のある人はどうぞ。』と連絡するメールである。空いている時間だけだからお客さんの方から時間の指定なんかは一切出来ないのだが、たまたま時間が都合がついたりする場合はサービスが20%オフになるからかなりお得である。
毎週毎週必ずあるものでもないし、とにかく自分のスケジュールとたまたま合えば、というものだが、権造も2回送ってみたが空いていたスケジュールが一杯になった。

お客さん感謝デーはパーティーである。週末はサロンが忙しくなるからパーティーを重ねてしまうと多分フロントデスク辺りはパンクしてしまうだろうから、一番従業員が少ない木曜日に行ってみる事にした。他の系列サロンでやったのを参考にしてランチタイムの2時間に限って行ったのだが、結果、あのクラウディアが『こんなの時々やるんだったら体がいくつあっても足りないから辞めたい。』とまで言い出すほど、人で一杯になったそうだ。
本当は権造も行くつもりだったのだが、当日家のペンキ塗りと重なってしまい、ペンキ職人エンリケが家のドア枠や細かい部分を塗っていたから鍵を開けておかねばならず家を空けることが出来なかったので断念した。
テーブル一杯に食べ物や飲み物を用意してランチ時間に寄ってくれた人が軽食することが出来るようにして、さらにこの時間帯にパーティーに来てくれて次回の予約を入れてくれたら次回分のサービスの20%オフ。ヘアケアからメイクまでサロンの商品を購入したらこれまた20%オフ。コレは他のサロンがやったのをそのままイタダキマスしたのだが、スパ形式のサロンでは人が溢れかえったらしいが、他のサロンでは数人パラパラ来たくらいで、ウチのサロンの場合、住宅地ど真ん中なので全く読めなかった。AVEDAから派遣されてくるウチ担当のスタッフも助っ人に来ていたらしいのだが、彼女も含めてスタッフ全員フル活動で対応に当たってなんとか2時間乗り越えたらしい。
結果。わずか2時間のうちに入れて頂いた次回の予約数45。2時間に持って帰って頂いた商品1800ドル。
お客さんにとってもサロン側にとってもWin&Winな結果になった。
コレを読んでもらっている人の中にも実際この日来て貰った人が何人か居る。
平日ど真ん中に足を運んでもらってどうもありがとうございました。

e-blastでとりあえず始めているのがこの辺り。
が、一番忘れてならないのが普段からちゃんと次回の予約を入れてもらってるお客さん達だ。普段の自分のスケジュールの中に『サロンに行く・髪や肌や爪の手入れをする』というのを基本のルーティンとして組み込んでもらっている人達。中には毎年1月に年末までの予約を全部入れてくれる人達も居る。
上に書いたギリギリアポメールがいくら曜日や時間指定が出来ないとはいえ、コレを利用してもらうお客さんには20%オフで、ずっと前から計画して足を運んでもらう人には何も無いというのではコレは余りにも申し訳ない。
よって、このプリブック(あらかじめ次回の予約を取る)してもらっているお客さんには、何よりもの感謝の気持ちを込めたe-blastメールの内容を今検討中である。

他にも現在、サロンのWeb製作とFacebookのアカウントを開くのを検討中。
サロンのWebは既存のもの(AVEDA指定っぽい)からもっとパーソナリティのあるものに変更しようと去年から計画していた。去年一度フリーランスのデザイナーとテクニシャンに頼んだものの、いいかげんで仕事が進まないのでキャンセル。
無駄に時間を費やしてしまったので最近また新しい人とウチのネットヲタクスタイリストがコンタクトを取ってる最中である。
Facebookはこれまたジャネットの進言で、彼女によると『ビジネスアカウントをFacebookに載せるのは基本中の基本』らしく、権造がアカウントを開いた理由のちょこっとはそんな部分によるものでもある。

こんな事ばかりしていないで基本は普段のサービスなのだが、この点は毎回ミーティングできっちり話し合っている。この件になると個々のスタイリストの姿勢になって来るわけだが、権造が新たに誓った自分の目標は伏せておくとして。
アシスタントも一人増えた。
以前に権造がAVEDAの学校で1日先生デビューしたときに会った、ウチのサロンに来ていた女の子で彼女は無事に最近卒業したのだが、学校側が卒業前に就職の斡旋のインタビューをした時にウチのサロン以外では働きたくないと断言し、ジョージが引き取る事になった。
権造がカットした時はまだ中学生だったそうだ。その後フロリダのほかの町に引っ越したりしてまたマイアミに戻ってきて再びウチのサロンに来るようになっていたのだが、とてもよく働くし、とにかく学びたいというエネルギーが溢れていて気持ちいい。
カラーをしてたら『コレは何?何に何を何グラム混ぜているの?』、カットをしていたら『なんでそこはそうやって切るの?』と質問攻めにあうので、お客さんも苦笑い状態で早速『接客中にむやみに割り込まない。後でちゃんと教えるから。』と注意したくらいだ。前からずっと居るアシスタントがちょっと惰性で働いてる部分もあったので、そっちの方にもいい刺激になったようで、もう一人も必死になって働いている。

お客さんの中にも本人が、そして家族が不景気のあおりで職を失い家計が大変な人達も居る。そう言う人とは相談して、今はメインテナンスが楽なようにこういうカラーにしようとかちゃんと話し合って変える部分は変えている。ぶっちゃけ○○ドル浮かせたい、とざっくばらんに話してくれる人が多いので、それだけ話せる仲というのは嬉しくもあり、じゃ~就職決まったらその日にまたハイライトしようね~と、また好きなようにプラスアルファな事が出来る日を楽しみにしている。

そんな訳で。
ウチのサロン、なかなか頑張っている。

しかし、考えてみれば。
こんな小さなサロン一つでもこうやって試行錯誤している訳だけだから、あの金融ショックで『国の破綻』とまで言われたアイスランドはその後どうなったんだろうか。
国内の銀行がすべて国有化されるとか言う事だったが、確か資金援助目的のEU加入もまだ数年先の見通しだったはずだ。
アイスランドって北欧の西側の小さい島国であるが、遥か遠くのアメリカから始まった金融ショックがそんな遠くの国をそんなところまで追いやってしまうのは恐ろしい事だ。
そんな状態になってしまった国の政策にも問題はあったのだろうが、個々の国民は一生懸命生活を送っている事には違いないのだから早く立ち直って欲しいと思う。

アイスランドはその後こんな状態だよ、と知ってる人も、お客さんの立場から見てサロンってこんなのがあればいいと意見アドバイスがある人も、クリックしつつコメント欄にご意見募集しています!!
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最終更新日  2009年09月06日 15時29分52秒
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