東大門市場→明洞→南大門市場→ソウル駅
風邪は完治しました。今日は朝早くから起きて清渓川(チョンゲチョン)に沿って目的地まで行くことにしました。清渓川は、韓国ソウル中心部を流れる川です。まずは40分かけて東大門市場(トンデムンシジャン)に行きました。清渓川はとても綺麗に整備されていて天気も快晴で気持ちよく歩くことが出来ました。東大門付近に着くとバイクの荷台にこれでもかというほどの荷物を積んでいる人達が沢山いて驚きました。どうやらここは韓国各地から買い付けにくるバイヤーが集まるとのことです。深夜になるとさらに混雑するとのことなので驚くばかりです。店売りの人が外で普通に出前をとって食事しながら店番しているのには圧倒されました。次は戻る形で若者にも支持されている古くからの繁華街の明洞(ミョンドン)を目指しました。案内本では日本の銀座と例えられていますが僕的には原宿のような気がします。でもそれは東大門市場で年配の人ばかりを見て、急に若者が集まっている場に出たからかもしれません(笑)韓国流行の発祥地と言える。大規模なデパートが密集しているだけでなく、国内、海外の一流ブランドのブティック、ファッションに関わるあらゆる店が集まっています。およそ東西700m、南北800mのさほど広くない地域には、絶えず活気と熱気があふれ、1日100万人以上の人々でにぎわいます。今回の旅ではまったくブランド品なのどの買い物には興味がないのと、あまり人ごみが好きではないので街の様子を見て足早に後にしました。昼食は冷麺を食べました。さすが本場、麺のこしがすごくありました。スープにはフルーツの甘みが出ていて美味しかったです。(実は昨日食べたタッカルビがお腹にきてしまい辛い料理は少し休憩なのです)次は韓国最大の総合市場、南大門市場(ナムデムンシジャン)に。朝鮮時代の城門である崇礼門(南大門)から徒歩5分の所に位置しています。先ほど行った明洞からも徒歩ですぐに行けます。ここは卸売り業の中心として、600年という歴史を持つというだけあってすごい活気でした。衣類やアクセサリー、食料品、食器、革製品、メガネ、おもちゃ、花、高麗人参、韓国の伝統商品など何でもある大型商店街で広い敷地に1,700種余り、11,000軒余りの店がひしめきあっているとのことです。ここでも買い物はしませんでした。実は昨日友達に「買い物するならソウル駅近くのロッテマートが安いよ」と教えられていたので、買いたかった韓国ノリ、キムチ、お酒などは買わずに我慢していたのです。南大門市場から南大門を通ってソウル駅を目指しました。ソウル駅のデザインはルネサンス・バロック・スタイルでレンガ貼りの外壁は東京駅を彷彿とさせました。ロッテマートはカナダのマーケットのような雰囲気でした。客もみんなまとめ買いをしていました。友達が教えてくれたとおり韓国ノリ、コチュジャン、韓国焼酎などもとても安く売っていました。韓国に来て始めて食事以外の買い物をしました。帰りは荷物が沢山だったので地下鉄を利用しました。韓国の地下鉄、タクシー、バスなどの公共機関は非常に安いので気軽に使うことが出来て便利です。改めて日本の電車代の高さなどについて考えさせられました。今日はよく歩きました。清渓川;1950年代から1960年代の韓国の経済成長・都市開発に伴って、水質汚濁にまで発展しました。清渓川が暗渠となり清渓高架道路が建築され、その後2000年代に入り市民の署名などによって、2003年7月から2005年9月にかけて復元工事が行われ、高架道路の撤去、河川の清掃など行った結果、今は市民の憩いの場となっています。東大門;東大門市場の北の方に位置する東大門は、ポムル(日本でいう国宝と重要文化財の中間に値する)第1号。朝鮮時代に城郭の東側を守っていた門であり、正式な名前は興仁之門(フンインジムン)といいます。過去には城内の安全を担った東大門ですが、今や不夜城をなしている東大門市場の象徴です。南大門;南大門市場から徒歩5分の所に位置する、朝鮮時代の城門である南大門(崇礼門)。朝鮮王朝最古の木造建築である都の城門です。ソウル駅;1899年に市の西に敷設された京仁線の京城駅を前身としています。この駅舎は、韓国に残るいわゆる「日本帝国の遺産」の一つですが、幸いに取り壊されることなく、隣接する新駅舎が開業した2003年後も文化施設として活用されています。