中正紀念堂→国父紀念堂→行天宮→林森北路→迪化街
今日は初地下鉄デビューです。1日乗車券=1日票(日本のSUICAのような券でセンサーにカードをつけると改札を通ることが出来ます)を購入していざ出発です。台湾に来てここに行かない人はまずいないと言われる台北のシンボル、中正紀念堂。約26万m2という広大な中正紀念公園のなかに元総統蒋介石の偉業を記念する中正紀念堂と、世界に誇る文化の殿堂、国家戯劇院と国家音楽廰があります。1階には蒋介石元総統の関係資料が展示され、2階には高さ16mの頑強な扉の奥に高さ6.3mの蒋介石元総統のブロンズ像が安置されています。正面門からこの2階にたどり着くまで階段は90段あります。この数は故・蒋介石が1975年に亡くなった時の年齢だそうです。実際の年歳は89歳なのですが、台湾では数え年をつかうので90段になったそうです。「中正紀念堂」「中正紀念堂 蒋介石像」続いて国父紀念堂に行きました。ここは台湾建国の父、孫文の生誕100年を記念して1972年に建てられました。中国宮殿風建築の外観をしています。高さ30,4メートル、一辺100メートルの正方形の建物です。中正紀念堂の蒋介石の像と同じく孫文の像がありました。「国父紀念館」「国父紀念館 孫文像」さて次は今回の台湾旅行で僕が一番行きたかった行天宮です。行天宮1967年に落成した比較的新しいお寺ですが、その人気は台湾一といっても過言ではないほどだそうです。毎朝早いうちから境内はお線香の煙に包まれ、週末ともなればお祈り待ちの行列ができるほど。実際僕が行った日も境内は線香の煙で包まれていました。人気の最大の理由として、ご本尊が商売の神様である「關聖帝君」であることが挙げられます。關聖帝君とは、三国志でおなじみの関羽雲張のことです。関羽雲張は劉備玄徳に仕える武将でしたが、主君への忠誠心が尊ばれ、死後、神として祀られるようになったそうです。僕は三国志が大好きなので(特に蜀の武将が)行天宮を訪れるのを楽しみにしていたのです。「行天宮」「行天宮 祈り」最後はお土産を買いに迪化街に行きました。ここはエリアごとに、布地や乾物、漢方薬などの問屋が並んでいます。街並みはレトロで看板もオシャレでした(漢方薬の匂いがきつかったです)。お茶、カラスミ、ドライフードなどを買い込んで(もちろん交渉しました!)宿に向かいました。今日は一日中雨でしたが予定通り観光が出来て良かったです。「迪化街」