二万マイルの自遊時間♪

何年か前、小田原駅そばにある釜めし屋さんで食べたアジ釜めしは、
それはそれは感動する美味しさでした。
（魚臭さがまったくなく、うま味が凝縮した、天にも昇る感じ）


何でも小田原は、漁港からそう遠くないポイントがアジの魚場なので、
鮮度の良いアジが地元に卸されるらしいのです。
それを頑固職人風の親爺さんが、心を込めて作るのだから、不味い
訳がありません。

今回そのお店に行きたくなったのだが、すでに閉店との情報が
飛び込んできたのです。（ガミョーン）

どうしてもアジ釜めしを食べたかったのですが、ネット上では
見つからず、釜めしを諦めて別のアジ料理を探します。
そこで出てきたのが、代替案のアジフライです。

スーパーで買ったアジフライの、微妙な臭さが脳裏を横ぎるが、
小田原ブランドの鮮度よし子さんのアジを想像しながら探したお店が
【大原】です。



小田原魚市場から徒歩１分程度の、お魚センターに隣接したこのお店は、
おばちゃん２人で切り盛りしていました。
メニューを見るとアジフライ定食が７００円（たぶん）
そしてそのすぐ横を見ると、しらす丼とアジフライの定食が、１２００円也。
嬉しいことにこの定食が本日１００円引きの１１００円との事。
（これは食べなきゃ損損！）

待つこと１０分から１５分。登場したのがこちらです。



見慣れたハート型ではなく、３枚に下ろした半身を使うところが渋すぎます。
一口食べて驚いた。サクッと衣を貫通した歯が、次に感じた感触が”ふわっ”
でした。（歯型がついて申し訳ないが、ふわっを見せたくシャッターを押す）



しらす丼も美味しかった。
自宅近辺のスーパーで購入するしらすとレベルが違います。
しらすを釜茹でするまでの時間。釜茹でしてから提供されるまでの時間。
その時間がきわめて短いのでしょう。現地でしか味わえないしらすでしょう。
（個人的に、江ノ島近辺の生シラス丼より美味しいと思います）

ちなみに姫は、地アジタタキとアジフライ定食を頼みました（１３００円）



写真を見て、なにか気付きませんか？
そうなんです。私のアジフライは２匹、姫のは３匹なのです（アリャー）
１匹乗せ忘れたのか？それとも女性特典？この数量の謎は残るが、とても美味しい
アジフライでした。