カテゴリ:愛知の和レトロ
「山彦」名物 稲穂いなり寿司 おいしそうないなり寿司でしょう!愛知県豊川稲荷の入口近くにある「門前そば 山彦」の稲穂いなり寿司です。江戸時代末期に書かれた『守貞謾稿』の中に「"いなり寿司""篠田寿司"という油揚げにごはんをつめた寿司が江戸で売られていた。でも、名古屋ではもっと前から売られていた」…とあります。名古屋だけでなく、日本三大稲荷の一つである豊川稲荷の近くの店でも古くから「いなり寿司」が販売されていたそうです。 豊川(豐川)稲荷は正式名を「円福山 豐川閣 妙嚴寺」という曹洞宗の寺院です。「稲荷」は「狐を祀った神社」と思ってしまいますが、この寺院でお祀りしているのは鎮守・豐川吒枳尼真天(とよかわ だきにしんてん)という女神さまです。豐川吒枳尼真天が稲穂を担ぎ、白い狐にまたがっているため、稲荷信仰と混ざり、「豐川稲荷」と呼ばれるようになったそうです。 寺院なのに、鳥居がある?
でもやっぱり狐様鎮座。 キツネ様にあやかり、おいしいいなり寿司をほおばる、至福のひととき。江戸時代の人も、豊川稲荷を詣でた後、こうやっていなり寿司を食べていたのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.28 14:21:03
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