英国のレモネードとは?
前から書こうと思ってた事なのですが、英国には飲みたい清涼飲料水が少ないのですイヤ正確に言えば無いのです。日本だったらコンビニに行って「何、飲もうかなー」って種類が多すぎて迷うじゃないですか?こっちだとコンビニみたいなお店に行って(ぜんぜん便利じゃないんですが)「何か飲めるもの無いかなー」って消去法で行っても限界で、悩んじゃうんですよ。勿論日本の様に「お茶」なんてありませんし、「アミノ酸」(もう古いか?)もありませんし前の日記にも書きましたが「缶コーヒー」なんてのもありません。あるのは「水」か「オレンジジュース」系のソフトドリンク、絶対まずそうな「スポーツ飲料」コカコーラが放つ各種「コーラ」や「ファンタ」、「レッドブル」や「タンゴ」や「7UP」なんかの炭酸飲料ばっかり。「本当に何を飲めば良いのさ?」って感じなわけです。それでもビジネスランチとかで、食べ物屋に行ってアルコールが頼めない時は仕方ないので「レモネード下さい。」と注文をしているが、実際はそんなに飲みたいわけではない。ここで「レモネード」と言うキーワードをが出てきた。今日の日記のタイトルでもある「レモネード」。皆さんはどんな飲み物を想像されますかね?・・・・・・・レモンの果肉と蜂蜜が入った自家製「レモネード」を思い出したあなた!あなたは正常です。驚く事にいわゆる「スプライト」や「7UP」の様な透明な甘い炭酸飲料を英国では「レモネード」と呼んでいるんですね。はじめ来たばかりの時はそりゃー抵抗がありましたよ。でも悲しいかな慣れちゃうんですよね。もう何年の前の事ですが、学生時代に行ったアメリカ旅行でワシントンに寄った時です。中心街にあるショッピングモールに「レモネード」屋があったんですよ。「hooters」(フーターズ)並のTシャツを着た、店員のおねーちゃんがかなりかわいかったのとそれがとってもおいしかったんですね、で「レモネード」に対するイメージはすごく良かったんですここに来る前までは・・・しかしながらこっちに来てからは「当り障りのない、なんの変哲も無い、人畜無害な飲み物」になってしまいました。話はぜんぜん飛びますが、「レモンスカッシュ」ってあるじゃないですか?あれをはじめて意識したのは、忘れもしない中学の頃です。当時好きだった子とダブルデートをした時。(もう死語か?)彼女が店員に・・・「わたしレスカ」って注文したんですね。はっきり言うとその時「レスカ」の意味がわからなかったんですが(笑)もうその「レスカ」って響きだけで46倍くらい好きになってました。単純に・・・「あー大人だなあ・・・」(←若い!!)なんて思ったものです。単なる略語なんですけどね・・・まあ因みに余計な情報ですが、彼女は今シロガネーゼなんですね。話を戻しますと、とにかく飲みたいものがないんですよ英国には。正確に言うと「無かった」んですね。今日、それに出会う前までは・・・今日入ったREADING(リーディングではなくてレディングと読みます。)のイタリアンレストランで出会ったこのイタリア産?のレモネードがものすごく美味しかったんですね。初めてかな?「もう一回飲みたい!」って思ったのは・・・イタリアじゃメジャーなんですかね?まあ、そこらで売っていないんで、正確には英国の清涼飲料水ではないんですがね。レモンの味がしっかりしていて、微炭酸でものすごく飲みやすかった。ただパッケージがハイネケンとサッポロラガーを足して2で割ったみたいですが・・・英国在住のみなさん!、機会があったら是非飲んでみてください!絶対気に入りますよ。