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カテゴリ:キャラこいスポジム物語
僕が通っているコナミ○×店、設備は最低だが、最高のキャラが集まる不思議なジム。三谷幸喜の脚本とキャスティング以上のことが普通に繰り広げられている笑いのたえないファミリー的なジムだ。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 第16話『オヤジーズ3号の暗い過去 後編』 出演:オヤジーズ3号 体も精神も崩壊したうえ、医師からは60歳の体と言われた小生は心まで病んで帰宅した。そこに待ち受けていたのが地元バレー界では知る人ぞ知る熱血ママさんバレーボーラー!!名古屋市内5000人とも言われるママさんバレー界でチームを上位ランクに導いたキャプテンでエース。 (ちなみに妻子はみんなキャプテンでエース。妻:ママさんバレーチーム、長男:小学校の野球部、次男:サッカークラブチーム、小生:ただのヒラ・バレー部員) 彼女の『バレーやる?』この一言が、うつ病とひきこもりのしょぼくれオヤジを熱い男へと変貌させることになるとは、その時は本人ですら想像がつかなかった。 ワラにもすがる思いというか、傷心した状況で誘われるままにバレーボールを始めた。何かをしなければダメになる、ただそれだけだった。 不治の病に苦しむ人間が怪しい宗教にのめり込む気持ちが少しだけわかった。帰宅途中にオウム真理教の麻原彰晃に会っていたら上裕氏を超える信者になっていたに違いない。 バレーボールは経験なし。しかも60歳の体の小生がバレーボールという激しいスポーツをすることは、自ら60歳の体を証明する皮肉な結果となった。土曜の夜の練習、日曜日には寝たきり老人のようになっていた。いや!むしろイタイタ病患者といったところだろうか。 生き生きとしていく妻とは対照的に老いてく亭主。筋肉痛をやせ我慢して、普通に立ち振る舞おうする自分が情けなかった。 だが、利害関係のないスポーツで共に汗を流す仲間とのひとときはいつしか小生の精神を修復していった。それと同時に小生の耳元ではある音楽が聞こえてくるようになった。 ロッキーのテーマだ!!♪テン・テン・テン・テテ・テン・テッテ・・・♪バレーボール初心者がチームの戦力になり、共に勝利の感動を味わうには肉体改造しかないとささやいているように。栄光と挫折、そして復活する。ロッキーが勝利をめざしてトレーニングに励む。あの時のロッキー・テーマだ!! そしてその足はスポーツジムへとむかった。 さらに つづく あとがき: ようやくジムまでたどり着きました。後編で完結するつもりでしたが、自分のことだとついつい長くなってしまいました。 そうそう、お知らせです。キャラこいスポジム物語は、オヤジーズ3号こと小生のお話で幕を閉じます。ですから『第17話 オヤジーズ3の暗い過去 最終章』がキャラこいスポジム物語の最終回になります。 次回最終章and最終回を乞うご期待!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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