今年は本格甘酒で夏バテ防止を
今年の梅雨明けは早かったですね。京都では、祇園祭真っ只中です。毎年、山鉾巡行が終わる17日あたりに梅雨明けなのですが、あまりにも早すぎて何だか拍子抜け。巡行本番はかなりの暑さかと予測しながら、毎日鉾が組み立てられていく様子を眺めつつ出勤しています。さらにほうぼうで節電のため、涼む場所に困り、いきなりの暑さと湿気にまいっている方も多いのではないでしょうか。私個人的には、酒飲みのくせに胃腸が弱く、毎年のようにこの時期急性胃炎や胃痙攣を起こしてしまいます。クーラーが苦手なのと、結石持ちなのでついつい水分過剰になってしまうんですね。結果、冷たい飲料の取り過ぎで内臓が冷え、胃酸が薄まって消化不良を起こすわけです。医師のアドヴァイスから、なるべくは温かい飲料を摂取していますが、こう暑くては温かいもの、常温の水分ばかりも摂っていられませんので……というのは言い訳なんですが。こういう時は、昔の人々の知恵をお借りしましょう。夏場の栄養補給に「甘酒」です。天領酒造「造り酒屋の甘酒のもと」ノンアルコール。飛騨の造り酒屋さん天領酒造の甘酒のもとです。岐阜県特産の酒造好適米「ひだほまれ」を使っているので、この甘酒の甘みは、砂糖を加えた甘みではなく、米のデンプンが麹の働きで糖化されてできたブドウ糖の甘みです。麹菌が繁殖する時に、ビタミンB1,B2,B6やパントテン酸、イノシトール、ビオチンなどすべての天然吸収ビタミン群を作って米麹に蓄積させ、甘酒になります。甘酒というと、寒い時期に飲むというイメージがありますが江戸時代のころには、夏の飲み物だったとか。夏になると、江戸の往来を天秤棒をかついだ甘酒売りが売り歩き、夏の風物詩となっていたそうです。滋養が豊富なので、夏バテ防止や栄養補給にいかがでしょうか。飲み方もいろいろ。水割りもあれば、牛乳やヨーグルトに加えるのもよし。凍らせてシャーベットも。アルコールが欲しいと仰る方には、天領酒造の米焼酎「天真」で割ってカクテルに。私は、ゆずリキュールで割って頂くのにハマってます!おいしいからといって飲み過ぎると、また胃腸に負担がかかってしまうんですけどね。