カテゴリ:小さな町の不思議なルール
8月の裁判で負けたケースを再び裁判で争う。 今日はその日だった(27日) 今回の訴訟は私も行かなければならなかった。 主人のママにBabyを預け、主人、私、主人のパパと弁護士と一緒に 裁判所へ向かった。 裁判所は初めて行くのでちょっとワクワクした。 TVドラマでやっているように、入り口は本当に空港のセキュリティーチェックと 同じだった。 セキュリティーチェックを済ませ、Court room (法廷)入った。 部屋の中は6人がけの長いすが5個。満席だった。(傍聴席) 手錠を持ったセキュリティーーガードマンが2人。銃は持っていなかった。 私達が争っている相手は「市」。 争っている内容は「市」が不当にくれた「罰金」5つについて。 結論から言うと、今日は勝った ジャッジ(裁判官)が中に入ると全員起立して裁判が始る。 証人が前で証言をする時はTVでもおなじみ、聖書に左手をのせ、 右手をあげてウソをつかないことを宣誓する。 始まりから2時間、証人審問に市の職員が5人それをやって、 市側の弁護士に聞かれたことを証言していた。 どうでもいい質問芝居に約2時間・・・・・。疲れた・・・。 ジャッジも疲れていたようだ。 そして本題のコンクリートブロックの話になった。 「コンクリートブロック(約1t)を24時間以内に撤去せよ」 この無理難題な「市の命令」、そして罰金2000ドル。 このコンクリートブロックを見つけ写真を撮り、私に撤去するように話したと言う「市」の探偵職員が宣誓して証言し始めた。 もちろんウソ!私は市の職員と話したことなど無いのだ。 私達の弁護士はそいつに 「この写真を撮り、柵の中には新聞紙、空き缶、ごみ、それらの物もあったのですか?」 「コンクリートブロックだけです。」 「あなたはHiromi(私)を知っていますか?今日法廷に来ていますか?」 「分かりません。」 「Horomi 立ってください。」(私は席から立つ) 「前回の記録を見るとあなたはHiromiと話したと証言している、あなたは嘘つきだ。前回の記録を読んでください。」 (法廷の記録係が読み上げる) この時点で、ジャッジが「10分休憩、弁護士は私のオフィスへ」と双方の弁護士を呼んで休憩になった。 弁護士と主人が話し込んでいて、再び起立して裁判が開始になったが2人は戻ってこなかった。 私は廊下で話している2人を呼びに行った。 2人が戻ってきたが主人側の弁護士は「あと5分時間をください」と言ったので、 それから5分後に始まった。 主人も起立して、いきなり判決になった。 判決は5つの罰金のうち4つ(3500ドル)が勝ち、残り1つ(200ドル)が負け。 (罰金2000ドルじゃなかったの??) 「えーっ!!もう判決??」と私はよくこの展開が分からなかった。 ジャッジ(裁判官)は8月市側が勝った裁判記録の証言と今回の市側の証言が異なったので裁判をストップさせたのだ。 オフィスに弁護士を呼び、どうしたいのか?聞いたそうだ。 市側は「このケースは終わりにしたい」 私達側は「不正をしている市の職員は刑務所に行ってもらいたい。罰金の件はうやむやに終わりにするのではなくはっきりさせて欲しい。」 そこで、ジャッジは私達側の弁護士に 「5つの罰金のうち4つ選んでいい。残り1つは負けて次回またこの件を争ったらいい。」 ということになった。 この件は今日これで決着をつけないと時間と金の無駄だという。 なので、一番安い罰金200ドルは負けた。 主人と弁護士はこの件について、今度はまた別の法廷で争う気満々 まだやるの・・・・?! ←ワンクリック、どうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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