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2007.08.25
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カテゴリ:舞台/コンサート
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見世物祝祭劇 【エレンディラ

原作:ガルシア・マルケス
演出:蜷川幸雄
脚本:坂手洋二(劇団燐光群 主宰)
音楽:マイケル・ナイマン

@ 彩の国さいたま芸術劇場

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


行ってまいりました。
フィアンセ&親友と3人で。

舞台は3幕・4時間の長丁場!

でも、
わりとあっという間だったかな。
おもしろかったです。

“見世物祝祭劇”とわざわざ名づけられているぐらいで、
やたらと派手でした。

空を魚がとんでいく最初のシーンや、
チカチカとネオンまたたく車、
ぬいぐるみでできた蜘蛛女のゆる~い感じなどなど、
つっこみどころは満載・・

最初は、
「もっと狭い劇場で、もっといかがわしい感じで観たかったな」
なんて思ったのですが、

よく考えてみれば、
この派手さが、物語の悲惨さとほど良いバランスを保っていて、
良かったのかも。

とにかく、
マイケル・ナイマンの音楽がかっこよかったです赤ハート

やっぱり、
悲惨な感じのミニマル音楽、大好き赤ハート

この物語は、
「エレンディラの伝説の真相」を「現在の人たちが探す」っていう設定なので、
違う時間・場所の話が、
同じ舞台上で交互に(もしくは平行に)演じられるんです。

なので、
1人2役の登場人物がいたり、
逆に、
1人の役を2人が分けて演じていたり、
はたまた、
時空をこえて同じ役を演じる人がいたり・・・

時間が混乱してる雰囲気で。
そして、
舞台上の人がもう何世紀も生きているんじゃないか?みたいな錯覚も起きました。

そんな舞台に、
マイケル・ナイマンの、エンドレスに続きそうなミニマルな音楽がすごく合ってて、
私もスムーズに流れに乗ることができました☆

曲調は、
映画『コックと泥棒、その妻と愛人』のサントラを無国籍にやわらかくした感・・じ・・(よく分からん)。
帰りの電車の中でも、
メロディが頭をぐるぐる回っておりました。


あと、
きっと同じことを考えてた人もいっぱいいると思うんだけど、

エレンディラのおばあちゃん(瑳川哲郎)が、
どうしても、
『ハウルの動く城』の“荒地の魔女”(声・美輪明宏)とかぶって参った。。。

迫力だわー。

あと、
美波ちゃんの前のめりの歩き方が好きだったわー。
美人だわー。

胸とかバンバン出すシーンには、
ちょっとドキドキしてしまった。。。


そんなこんなの観劇。
パンフレットには、大好きな小沼純一先生が寄稿されてて、
友人と、
奪い合って読みました。

解説もいっぱいなのに、
詩的赤ハート赤ハート赤ハート


さてさて
お次ははひさびさに、
欲望という名の電車」を観たいですな。

篠井英介のブランチ役は、
たしか2001年の初演を観ました。

あのときは青山円形劇場だったと思うんだけど、
(ものすごい良い席で観た記憶がある)
今度はグローブ座らしい。

やっぱり女形が好きよ~~☆
好きなのよ~~。

AX






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Last updated  2008.02.06 09:12:20
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