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カテゴリ:舞台/コンサート
見世物祝祭劇 【エレンディラ】 原作:ガルシア・マルケス 演出:蜷川幸雄 脚本:坂手洋二(劇団燐光群 主宰) 音楽:マイケル・ナイマン @ 彩の国さいたま芸術劇場 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 行ってまいりました。 フィアンセ&親友と3人で。 舞台は3幕・4時間の長丁場! でも、 わりとあっという間だったかな。 おもしろかったです。 “見世物祝祭劇”とわざわざ名づけられているぐらいで、 やたらと派手でした。 空を魚がとんでいく最初のシーンや、 チカチカとネオンまたたく車、 ぬいぐるみでできた蜘蛛女のゆる~い感じなどなど、 つっこみどころは満載・・ 最初は、 「もっと狭い劇場で、もっといかがわしい感じで観たかったな」 なんて思ったのですが、 よく考えてみれば、 この派手さが、物語の悲惨さとほど良いバランスを保っていて、 良かったのかも。 とにかく、 マイケル・ナイマンの音楽がかっこよかったです やっぱり、 悲惨な感じのミニマル音楽、大好き この物語は、 「エレンディラの伝説の真相」を「現在の人たちが探す」っていう設定なので、 違う時間・場所の話が、 同じ舞台上で交互に(もしくは平行に)演じられるんです。 なので、 1人2役の登場人物がいたり、 逆に、 1人の役を2人が分けて演じていたり、 はたまた、 時空をこえて同じ役を演じる人がいたり・・・ 時間が混乱してる雰囲気で。 そして、 舞台上の人がもう何世紀も生きているんじゃないか?みたいな錯覚も起きました。 そんな舞台に、 マイケル・ナイマンの、エンドレスに続きそうなミニマルな音楽がすごく合ってて、 私もスムーズに流れに乗ることができました☆ 曲調は、 映画『コックと泥棒、その妻と愛人』のサントラを無国籍にやわらかくした感・・じ・・(よく分からん)。 帰りの電車の中でも、 メロディが頭をぐるぐる回っておりました。 あと、 きっと同じことを考えてた人もいっぱいいると思うんだけど、 エレンディラのおばあちゃん(瑳川哲郎)が、 どうしても、 『ハウルの動く城』の“荒地の魔女”(声・美輪明宏)とかぶって参った。。。 迫力だわー。 あと、 美波ちゃんの前のめりの歩き方が好きだったわー。 美人だわー。 胸とかバンバン出すシーンには、 ちょっとドキドキしてしまった。。。 そんなこんなの観劇。 パンフレットには、大好きな小沼純一先生が寄稿されてて、 友人と、 奪い合って読みました。 解説もいっぱいなのに、 詩的 さてさて お次ははひさびさに、 「欲望という名の電車」を観たいですな。 篠井英介のブランチ役は、 たしか2001年の初演を観ました。 あのときは青山円形劇場だったと思うんだけど、 (ものすごい良い席で観た記憶がある) 今度はグローブ座らしい。 やっぱり女形が好きよ~~☆ 好きなのよ~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.06 09:12:20
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