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柳沢右足骨折か…Ｗ杯影響も
ジーコジャパンに暗雲が垂れ込めた。鹿島の日本代表ＦＷ柳沢敦（２８）が２５日の千葉戦（アウエー）で、右足小指を負傷して途中交代した。試合後、右足第５中足骨骨折の疑いと診断され、２６日に埼玉県内の病院で精密検査を受けることになった。２７日からの代表合宿は辞退する方向で、骨折と診断されれば２カ月半後に控えるドイツＷ杯にも影響が出るのは必至だ。
先発した柳沢は後半２５分に突然、右足の痛みを訴えて交代し、試合後にスタッフに抱えられてロッカーに戻った。ベンチに詰めていた関純チームドクター（５０）は、柳沢が足を踏ん張った際、ボキッという音がしたという。「たぶん、折れているでしょう。全治については、骨折の個所と形にもよるので今は何とも言えない」と説明。アイシングと痛み止めの薬で応急処置を施した柳沢はスタッフに抱えられて移動のバスに乗り込み「自分でもどこで（ケガしたの）か、よく分からない。今のところは痛くない」と気丈に話した。
第５中足骨は、小野（浦和）、玉田（名古屋）らが過去に骨折し長期離脱に追い込まれた完治に時間のかかる個所。骨折と診断された場合、Ｗ杯中断前となる５月７日の浦和戦までに復帰できなければ、当確とみられていた本大会のメンバー入りが極めて難しくなる。関ドクターは「可能性としては軽いケースも考えられる」と付け加えたが、長期離脱となればＷ杯に向けてジーコ監督の構想も修正を余儀なくされる。
この時期の怪我はW杯に影響するから他の選手の皆さんも怪我だけは気をつけてください。柳沢選手もW杯に間に合うように完治できることを祈ってます。
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