世界文化遺産、富岡製糸場を見学してきました
ぐらんどばんです。11/3(祝・月)に富岡製糸場に行ってきました。この日はぐんま県民マラソンを走ったのですが、その後で富岡製糸場の近くに用事があったので、ついでに富岡製糸場も見てきました。富岡製糸場といえば、今年6月に世界遺産登録されたばかりの旬なスポット。自分は群馬県民ですが、ここに来たのは初めてです。これから行ってみよう、という方もいらっしゃるかもしれないので、自分が感じたことを少し書いておきます。ちなみに自分は車で行きました。<製糸場周辺>現地に到着したのは午後1時半ごろ。富岡製糸場の周辺道路は、普通の住宅街といった道路であまり広くはありません。正面玄関前の道路には警備の方がいて、交通整理などをしていました。車では製糸場の中には入れないので、周辺の駐車場に置くことになります。周辺には30分まで無料、という駐車場もありましたがここは満車。ほかは1時間100円~200円といった駐車場がたくさんありました。自分はほかの用事もあったので、3時間500円の有料駐車場に車を停めました。あとで気づいた事ですが、製糸場の裏側は正門側と違って閑静な住宅街で個人で駐車場の貸し出しをしている家があり、「製糸場見学300円」とかもありました。<製糸場の中へ>この日は3連休の最終日だったせいか、製糸場の受付は団体客が続々と押し寄せて大賑わいでした。個人の受付も長い列ができていましたが、すぐに順番になりました。入場は大人500円。(富岡市民は無料。ただし証明が必要。)ガイドが流れる機械の貸し出し(200円)もやってるみたいでしたが、多くの人間のガイドさんがあふれているので、必要ないと思います。(借りませんでした)チケットを買う時にパンフレットを渡されましたが、受付に白いチラシが置いてありました。このチラシの方が重要で、場内を観光するポイントなどが手書きの絵つきで書かれています。こちらを貰った方がいいです。写真撮影は基本的にどこでもOKでした。(花まゆの館内を除く)<オススメポイント>その1.製糸場の歴史がわかるビデオ上映 白いチラシによれば、20分ほどの上映時間だそうです。 画面前には座席が並べられていて満席でした。 その後方に展示物用?の休憩長イスがあり、こちらに座ってみる事も出来ます。 自分は最後まで見ませんでしたが。その2.まゆから生糸を取り出す作業の体験 まゆの入ったつぼを右手でかき混ぜながら、左手でレバーを回すと いくつもの細い糸が一本の生糸になっていくのを体験できます。 右手は速く、左手はゆっくりと指導されますが、これがなかなか難しい。その3.繰糸場 これぞ工場、といった感じの自動繰糸機がずらりと並んだ景観は圧巻です。 奥まで進むとここでもビデオ上映してました。 館内は一方通行で、出口は別の場所から出るようになってます。<花まゆアート>自分が行ったときは花まゆアートの展示を行ってました。ここはそこらじゅうに「撮影禁止」と書かれています。警備員もいて「撮影ご遠慮願います」と言ってるのですぐにわかります。花の名前だけがかかれて展示されていたので、自分はみんな本物の花を使ったフワラーアレンジメントかと思ってましたが、どうやら違ったようで、すべてまゆで作られたアートでした。このアート館の出口に作品を作った酒井登巳子先生がいらっしゃって、少しだけお話しをしました。酒井先生のお顔、どこかで拝見したことがあったような、なんて思っていると、話しの途中で「あなた、どこかでお会いした事ありません?」と言われビックリ。ビックリだけど、思い出せないので「超○戦士とかやってますが・・・」というと、先生が「そうそう、そういうの」すると周囲のおつきの方が「俳優さん?」なんて聞いてきて、いやいや、どうしたものか。すると「そいう方に花のお話ししてもわからないわね。ありがとうございました。」と帰されちゃいました。気に障るようなことを言っちゃったのかなぁ?花まゆの展示は11月9日までだそうです。気になる方はお早めに。<その他>一部施設が倒壊しており、立ち入り禁止になっていました。説明文を読むと今年の2月に降った大雪のせいで、つぶれてしまったようです。大雪おそるべし!2月と言えば、世界文化遺産の正式登録前だったから、関係者はさぞ焦ったことだろうなぁ。改修工事を予定されているようです。