～ケ・セラ・セラ～

質問を変えれば、人生が変わる！　『質問思考の技術』（マリリーＧ・アダムス）


　みなさんはどんな質問をしていますか？それは前向きな質問ですか？後ろ向きな質問ですか？質問っていっても、いろいろな種類がありますよね。『今日の晩御飯は何する？？』とか『私に何ができるだろう？？』とかいろいろと。

　人は他人の意見や自分自身の気まぐれな思いつきに左右されがちです。しかし、自分自身に向けた質問を意図的に変えることによって、自分の思考を管理できるようになるんです。

　一例を挙げますね。誰かとケンカしているときのことを考えます。ケンカのときはお互いに相手を批判しますよね？このとき両者は『批判者』となっています。

　このとき（『批判者』が）思うこと（質問）は、『誰のせいだろう？』『私の何がいけないの？』『どうしてこうなるの？』『どうすれば主導権が握れるの？』・・こういったものだと思います。

　しかし、ここで一度深呼吸して、違う考え方をしてみます。筆者曰く『学習者』の考え方は、『何が起きたんだろう？』『私は何を望んでいるんだろう？』『相手は何を考え、感じ、必要とし、望んでいるんだろう？』『いま何が最善な道だろう？』・・こういったものです。

　『批判者の思考』だと、お互いに人のせいにして、泥沼化してしまいますよね？問題解決はなかなか難しいです。しかし、『学習者の思考』では、問題解決のための考え方をしてますよね？前向きな考え方を。私は批判者の考え方より、学習者の考え方の方が問題解決は早いと思います。

　これは一例ですが、質問次第で、結果が変わるんです。だから、自分自身への質問の種類を変えることで、結果が大きく変わります。『偉大な成果は偉大な質問から始まる』。この本を読んで、私は出来るだけ『学習者』の質問を自分自身にしたいと思いました。

　本の中で、『批判者』から『学習者』への切り替え方など・・詳しく載っているので、興味があったら、ぜひ読んでくださいね。


～本日紹介した本～

『質問思考の技術』　（マリリーＧ・アダムス）
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0003565581/


～最近気になっている本～

トリダヨリ　～リラックマ生活3～