～ケ・セラ・セラ～

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』　（山田真哉）

　
　この本はもうすでに、60万部を売り上げていて、もう読んだ方もいらっしゃると思います。また、これから読もうとしている人、読んでいる途中の方も。本屋さんでよく見かけるけど、どうなんだろう？っている人もいると思います。
　
　みなさんは、会計って聞くと、どう思われますか？会計は難しくて、よく分からないっていう人はとても多いと思います。特に、学生時代に、数学が苦手だったっていう人にとっては、会計と聞くと拒否反応に近いものも出るかもしれません。そういう私も数学は嫌いで、数学って聞くだけで嫌がります。。小学校のときの算数は大得意だったのですが。。

　この本は、数学が嫌いだ、数学は苦手だっていう人でも、簡単に読むことが出来ます。事実、私も読めました。だから、みなさんはもっと簡単に読めますよ。

　なぜ簡単に読めるのか？それは、著者が私たちの身近な話題、疑問から丁寧に会計について教えてくれるからです。タイトルにもある『さおだけ屋』のカラクリ、なぜ売れているとは思われない『さおだけ屋』はいまだ存在しているのでしょうか？

　みなさんは『さおだけ屋』からさおだけを買ったことはありますか？または、買っている人を見かけたことがありますか？どうなんでしょう？？たぶん、あまりいないと思います。では、なぜ『さおだけ屋』は存在しているのか？

　この本はそういう身近な疑問から私たちを会計の世界に導いてくれます。他にも、お客さんが入るのをほとんど見かけたことのない『高級レストラン』、このレストランはなぜ潰れないんでしょうか？こういった疑問を会計の専門用語をほとんど使うことなく、使ったとしても少しだけで、説明しています。

　それにしても、この本のタイトル『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』。このタイトル、いいですね。見ただけで、聞いただけで、なんか気になります。斬新、新鮮なタイトルです。


～本日紹介した本～

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？』　（山田真哉）
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001763323/


～関連本～

『女子大生会計士の事件簿』　（山田真哉）