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テーマ:お勧めの本(7394)
カテゴリ:本を読み砕く
勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 【概略】 以前、勝間さんの本について以下のように書きました。 『ですが、勝間さんの本をほかにも読んでみようと本屋で 無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法 を手にとって見たとき、「ほとんど同じ事書いてる」って思いました。』 そういう話が多いのか、勝間さんは以下のように反撃?! 「ところで、このような本を読むときに、いちばん危険な考え方は、『この本に書いてある事は、あの本にも載っていた、この本にも載っていた、あくまでその焼き直しではないか、つまらない、役に立たない』と思ってしまう事です。それこそ、『教えて君』の考え方そのものです」 だけど、どうかなあ。 本を読む人にとって同じことを聞いても新しい気づきや感動を覚えるものにはならない。もうこの人の本はいいや、となる。 そのへんを敏感に感じてお金儲けに徹する勝間さんは、この本は少しまじめに書いたように思う。 ということで、この本は、お勧めです^^ 第1章 「ビジネス思考力」を定義する! 「ビジネス思考力」を定義する! なぜ今、「ビジネス思考力」が必要なのか 思考の六つの段階 ビジネス思考力をつけることで得られる五つの果実 ビジネス思考力はコツさえわかれば、日常生活で習得が可能 第2章 ビジネス思考の基礎となる7+1の力 まずは「フレームワーク力」のお話から 第3章 一つめの力 論理思考力 論理思考をわかりやすくいうと 論理思考力を身につけるための三つのテクニック 論理思考力を身につけるための四つの実践方法 とはいえ、「あと知恵バイアス」には注意! 第4章 二つめの力 水平思考力 水平思考力をわかりやすくいうと 水平思考力を身につけるための三つの基本テクニック 水平思考力を身につけるための四つの実践方法 第5章 三つめの力 視覚化力 視覚化力をわかりやすくいうと 視覚化力をつけるための三つのテクニック 視覚化力を身につけるための四つの実践方法 第6章 四つめの力 数字力 数字力をわかりやすくいうと 数字力を身につけるための三つのテクニック/四つの実践方法 第7章 五つめの力 言語力 言語力をわかりやすくいうと 言語力を身につけるための三つの基本テクニック 第8章 六つめの力 知的体力 第9章 七つめの力 偶然力 最後に 巻末 お薦め書籍・アイテム・URL 50 【本からのなるほど! ピックアップ】 「鮮度はいいけれども角度が多少悪い判断のほうが、遅くて正確な判断よりもよほど重要であるから、限られた情報の中でどんどん意思決定する必要がある。・・・ただし、そのあとに修正可能であるということが条件になる」 これはまったくそう思います。遅くてタイミング逃すとダメなんですよね。 「フレームワークが私たちの思考に近道をもたらしてくれる」 なるほど。 「いろんな情報をフレームワークに当てはめて理解してみる。フレームワークからはみ出た情報を意識して集めてみると、自分の分かっている範囲外でこういうことが起きているとわかる。それを再整理すると新しいフレームワークが出来る」 これはやってみないとわからないですが、こういうふうになれたらいいと思う。 「量が質に転化する」 「なぜを5回で掘り下げる」 「統計が味方についているビジネスパーソンは、ついてない人よりも圧倒的に優位」 「いったい、何の数字を使って何を訴えれば、相手の心にいちばん響くのかということを観察しながら数字をつくっていく」 「新しい事にチャレンジをする力というのは、非常にこまったことに出会ったとき、困難に立ち向かうときに初めて生じる。ビジネス上でプレッシャーがかかったら、チャンスだと考える」 「偶然のチャンスは、十分に準備をした中で初めて出てきて、そこで偶然に「ああこういうことなのか」と、答えが向こうからやってくる」 「わくわくしながら新しい事、新しい見方、新しい学びを続けることがビジネス思考力のエッセンス」 【なるほど度】 ★★★★★ 自分なりの気づきがあっておもしろかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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