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テーマ:DVD映画鑑賞(14197)
カテゴリ:Movie 映画
映画のネタの前に昨日のクラブW杯決勝戦について。
バルサ負けてしまいましたー フィーゴがバルサを去ってから、デコが加入するまで、バルサを応援することから離れていましたが、昨日の負けはまさかでした。 が、よく考えてみると、選手が有名か有名じゃないかの知名度だけは断然バルサが勝っていましたが、昨日の試合は、やっぱりブラジルのクラブチームなんだから、日本のクラブチームとバルサの差は歴然ですが、ロナウジーニョを生んだ国のクラブだし、ロナウジーニョには叶わないかもしれないけど、どこか別の国に生まれていたら代表レベルの選手もいるだろうし、17歳のアレシャンドレのようにこれからの選手もいる。 だから、勝つのは意外ではないはず。 どちらかといえばというか、デコのいるバルサに勝って欲しかったし。 けど、何が???かって、最初からバルサが優勝するだろうと用意されていた取材のビデオ。バルサが勝つ前提で、バルサ選手に密着などという企画。せっかくインテルナシオナルの選手が試合後TV出演だというのに、アレシャンドロばかりに声をかけてたし。ろくに、サッカーの話を聞いてなかったと思う。あの場合キャプテンであるフェルナンドン、ゴールを決めたC・アドリアーノにも配慮しないと失礼じゃないか!って思いました。 所詮日本…この程度の知識。 バルサが勝つって安易な予想しか立てなれないんだから、日本がW杯でいける!とか言い出すんですよねー。っていうか、私が捻くれてるので、こういう見方しかできないのかもしれませんが~ あ・試合は面白かったですよ!!! 試合自体には文句ない!私が内容について触れなくとも繰り返し流れるハイライトシーンで十分でしょうから、省略しました~ しかし、デコが最優秀選手を受賞したのは、うれしい! てっきり、インテルナシオナルの誰かか、ロナウジーニョだと思っていたので。けど、デコはあんまりうれしそうでなかったですね。バルサの選手も何人かは、メダル授与の後台から降りる時、メダルを首から外してました。 最後に、この大会日本以外でも開催しようと2008年からは開催国が未定で、メキシコが立候補しているとのこと。去年は赤字で終わったそうですが、今年は黒字に転じたそう。だから、要は日本で開催した方が金儲けになるとの見方が出てきたんでしょうか、日本でやり続けるのも悪くないって見解もあるそう。 クリスティーナ・リッチ、ジョニー・デップ、ケイト・ブランシェット出演。 ★背景 1927年、ロシア。ユダヤ人迫害の危機が迫り、幼いフィゲレを母親に託し渡米する父親。その後、村が暴徒に襲われ、フィゲレは渡米を計画していた青年達と村を脱出するが、途中で青年達と引き離され、アメリカではなくイギリス行きの船に乗船。 イギリスに到着後、移民局によりスーザン(スージー)という英語名が与えられ、ある家庭に預けられた。学校では、言葉も通じない、アウトローなスージーは疎外される。ある日、ジプシーの一団を見かけ、それまで無口だったスージーの口から歌声が…教師は歌声に驚き、英語で歌うよう促す。 成長したスージーは、父親探しのため、イギリスの家庭を出る。祖母から預けられた、父親の写真と銀貨を持って。旅費のため仕事をパリで見つける。 父親探し=アイデンティティ、自分が誰であるか。 故郷を追われ、またユダヤ人であることが、この後迫害が待ち受ける。 ★原題The man who cries manは、男ではなく人間の意味かなと思いました。男とすると、スージーやアパートの大家の老女、ローラ、スージーの祖母の悲しみが含まれないのではと。 スージー以外にもいろいろなcriesがあって、 父親がスージーと別れる際に流した涙 チェーザーのジプシーとして迫害される運命 ローラのダンテに対する懐疑心 ダンテの歌の叫び、及び戦争により「歌う」喜びを奪われた叫び 主な4人の人物は、第二次大戦直前に出会う。 歌手として大成しているが、典型的な人種・少数派差別をする者 誰かに依存して生き、裏切り、愛、友情などの人間関係の中で都合よく振舞う者 少数派として、それと自己を守るため、生き方・そのものを受け入れてもらえない者 孤独で無口でユダヤ人で迫害される者 この4人の人間関係の中に、この時代と歴史の背景のcriesが凝縮されていると思います。 また、この映画では、特に戦争、ユダヤ人やジプシー迫害の悲惨さを強調するシーンはありませんが、この背景について理解していれば、単なるかわいそうな少女の一生のストーリーで終わらないかもしれません。 ★acotor+actoress ジョニー・デップは、インディペンデント系であるこの映画の脚本を少し読んで即出演を決めたそう。 クリースティーナ・リッチ…やっぱり子役としてのイメージがあったため、今まできちんと出演作を見たことがなかったけど、この映画でセルフも多くない、寡黙な演技にとてもひかれました。 ケイト・ブランシェットは、ずっと好きだけど、実はこの映画に出ていること知らなかったです。主役を演じる時は勿論ですが、脇役でも存在感と、どんなストーリーでもその演じる人物のルーツを取って付けた感がなく、映画の中の役なので、当たり前ですがどれとして同じような話し方、声色、衣装からメイクや髪型でない。例えば、ロード・オブ・ザ・リングのエルフの女王とヴェロニカ・ゲリン、そして今回この映画で見る娼婦っぽい出で立ち。よくコメディばかり、大作ばかり、ラブコメばかりというようなイメージが強い人が少なくない中、現代もの、歴史ものの中でもよく映える容姿と演技力を持っていると思います。ますます好きになりました。 今日は、実はあと2本DVD借りてきました。 まだ時間が早いので、もう1枚見るか、Supernaturalの続き見ようか迷ってます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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