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テーマ:DVD映画鑑賞(14195)
カテゴリ:Movie 映画
2004年、アメリカ。 アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、キーファー・サザーランド。 taking lives=犯人が被害者を殺害後、その被害者の人生を乗っ取り、生きていく。また、その人生に飽きたり、不満が募れば、新たに殺人を犯し、また別の人生を乗っ取る。 ☆ストーリー 19年前に死んだはずの息子が生きている、少し前に見かけた、息子は非常に危険と警察に駆け込む母親。 カナダ・モントリオール警察の要請で、連続猟奇殺人事件の捜査をすることになったFBI心理分析官イリアナ(アンジェリーナ・ジョリー)と、モントリオール警察。犯人を目撃したという画家の男コスタ(イーサン・ホーク)の証言。 捜査の最中にも次々と起こる事件。犯行の手口、犯人の趣向、心理を分析した結果、これまでの殺人の経緯、動機などと、母親の情報により、1人の男が浮かび上がり、また唯一の犯人の目撃者が描いた似顔絵から、捜査が進んでいく。 犯人は、19年前に家出をした当時16歳の男。被害者の人生、IDを乗っ取り、外見も変わっているはず。 犯人の心理、何のための殺人か、犯行前後の感情などをイリアナが分析していく。 ☆感想 殺人は猟奇的だけど、映像はその犯行の最中をクローズ・アップしたものではないので、それほどグロくはない。 殺人の経緯や、犯人の心理、それに迫る心理分析官イリアナの心理が見所。 どちらかというと、派手な映画ではないし、映像も暗いし、個人的にアンジェリーナ・ジョリーがあまり好きではないので、最初の数分集中できなかったです。 なので、サスペンスというだけで、猟奇的殺人の捜査とか、アンジェリーナ・ジョリーやイーサン・ホークの役どころも全く知らないで見ました。いつも、そう頭に余計な先入観を持って見ないようにしているのですが、今回特にそれが良かった! イーサン・ホークが大好きなのに、後回しにしている理由がアンジェリーナ・ジョリーが好きじゃないから。イーサンは見たいけど、アンジーかぁ~と、期待していなかったのがもっと良かった!(笑 コスタ(イーサン)とイリアナ(アンジー)の微妙な心の弱さ具合と、最後は悪いほうが屈服するのがストーリーだとわかっているけど、どうなるんだろ感が損なわれず、そう終わるんだと驚きっていう驚きでもないですけど、アイディアが良かったと思います。 もしかして、ネタバレになるかもしれないので反転で・・・ ↓ イーサンはいつも好青年か、悩みや弱さのある人間だけど悪人ではない普通の悩める人間ばかりを演じてきたんで、ある意味衝撃的でした。 ちょっとというか、かなりイッってる表情、弱々しく目撃者だというのにいつの間にか自分が被害者のような怯えた目。元々太ってはいないけど、この役作りで、ダイエットしたのかなぁと思いました。不健康そうな姿勢と顔色と、痩せすぎのようなシワと、死神みたいな骸骨みたいな顔。 自分勝手な殺人への言い訳と、誰からも愛されなかったことへの復讐。最後は、イリアナに会いに行くコスタ。あそこで、イリアナを殺したり、過激に殴ったりはしなかったんですけど、言葉は優しいけど、冷淡で暴力を振るう役を見たことがなかったという意味で衝撃的。 けど、『テープ』でもジャンキーでふざけた感じの男、『アサルト13』でも警官でありながら薬物中毒という役で、好青年も良いんですけど、いろんな役をやるようになってから、もっと好きになりました。 これからも、英雄はカンベンして欲しいですが、たまーに好青年を、そして少し汚い役も、そしてたまーに今回のイってる犯人みたいな役もどんどん演じて欲しいと思いました。 ☆LOST-セカンドシーズン 途中まで見ました・・・ やっぱりLOSTが自分の中では、ドラマの中で頭2つくらい違いますねー。個人差もあるんで、私の好みではLOSTですということで。 それから、先週『4400』の1巻も見てみました。 まだ2話だけなんで、なんとも言えないですが、LOSTには叶わないけど、なかなか面白そうです!!!今までにない感じのSFで、被害者の4400人が、メインは数人に限られるでしょうが、これもまた誰か1人がメインで、その1人のストーリーという訳ではないのかなぁと思いました。何も借りるDVDがなくなったら、一気に見てしまおうと思いマス! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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