「The Very Best Of “Frankie Valli & The Four Seasons”」
題名:「The Very Best Of」演奏:「フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ」 数ヶ月前、何気なく立ち寄った本屋さんで流れていたFM放送「山下達郎のサンデーソングブック」という番組で流れていた曲がすごく気になって、じーっと聴き入ってしまいました。 タイトルを言ってくれないかなぁ、と耳を澄ましていると「え~○?○?とフォー・シーズンズでラグ・ドールという曲をおとどけしました」ということでした。山下達郎さんてDJの時はけっこう早口なんで聞き取れないこともあるので注意してましたが、なんとか手がかりを聞き取ることができました。 早速本屋を出て、タワレコに向かいます。フォー・シーズンズという名前だけは何度か聞いたことがあったので、それを目当てに探しました。なんとか見つかって、○?の部分は「フランキー・ヴァリ」ということもわかりました。しかし肝心の「ラグ・ドール」という曲がはいったCDが見つからず、その日はあきらめることにしました。 困った時の「あめりかん・ぱい」さんです。さすが!ありましたよ!ただし取り寄せなので少し時間がかかるかも・・・ もっと時間がかかるかと思っていたら意外に早く入荷のお知らせが・・・注文後はスムーズな発送をしていただいて、思ったより早く聞くことができて良かったです。 1960年代のアメリカ東海岸で活躍したボーカルグループですが、フランキー・ヴァリのファルセットと他のメンバーとのハーモニーがとてもきれいで、しかも彼らの声にはラテンっぽいというかなんというか、非常にワイルドな感じもあって、西海岸のビーチ・ボーイズとは違う味を感じました。 まずは目当てであった「ラグ・ドール」はハーモニーがきれいで、さわやかな感じの曲です。 このCDには他にも良い曲がたくさん入っていました。個人的には「Walk Like A Man」や「Dawn (Go Away)」とか「I've Got You Under My Skin」なんかが気に入りました。 また、後に日本で大ブレイクするベイ・シティー・ローラーズもカヴァーしている「Bye, Bye, Baby (Baby, Goodbye)」や、世界中の人が知っているだろう「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」の原曲なども入っていて、珠玉の一枚といえるでしょう。 そのメロディーやハーモニーは、山下達郎さんや大瀧詠一さんなど、ナイアガラ系というかそのラインの方々に少なからず影響を与えているのではないかと推察されます。「ラグ・ドール」のフルコーラスはこちら。「Dawn (Go Away)」や「Bye,Bye,Baby (Baby, Goodbye)」などメドレーで歌っているモノクロ映像ライブはこちら。 ということで、買ってからしばらく経ってしまったわけですが、最近車通勤になってしまって、本を読む時間が激減していますので、車でも聴けるCD感想でもアップしようかなぁ、などと思ったので、試しに書いています。