Moon Phases

同情したりすることで心の傷と関係することは、結構心理的にも肉体的にも辛い状態で消耗するように感じます。
それというのも私のアセンダントが魚であるからかもしれませんが、必要以上に周りの影響を受けやすいようです。
ここ最近の経験は、かなりの精神力を必要とするものでした。
亡くなったご主人の謎を知りたいという人の依頼で、この場合彼女の心理状態と自分の心理状態を考えてどれだけ客観的に見ることが出来るかちょっとした挑戦でした。

客観的にみて出た結果を書いて終わりでは済ませられない、情緒的な問題がその中には含まれていて、女性であることと、自分の経験を生かした言葉の選び方が必要でした。
対面すればすべてのことを正確に伝えられるのでどんなにか良いのですが、文字は後まで残るのでその微妙なニュアンスが後々まで残って違ったように伝わる場合もあるから気をつけなければなりません。
彼女が必要とする答えは、私が与えるのではなく、彼女自身が考えて自分で自分を癒すような方法にもっていったほうがいいと思いました。そのための必要なチャートの結果はすべて出しました。


ここで私たち二人に起こっていたトランジット惑星の影響はケイローンでした。


ところが話がどんどん進むにつれて新しい事実が出てきて、それに対処していきながら何とかもうすぐ終わりに近づきつつあるという所まで来ました。
していることは推理ドラマの謎解きです。心理学的なアプローチや断定的な占断でもない、不思議な世界です。
雑談形式の中で、私の結果を少しずつ示していく方法です。そうしながら少しずつ事実を確認していって、客観的な目で現実と自分の心を見ることが出来、新しい人生を踏み出すことが出来るようになること。
ネイタル診断から、トランジットによる心理状態の推測、死因の考察まで。。。

私にとって幸運にもやり易かった理由が、相手との相性で、水瓶座の月である相手の情緒的反応の範囲が分かるということでした。思ったよりも頑丈な情緒でびっくりするくらいです。私と同じだ。。
こんな二度と起こらないだろうドラマのような経験は私にはこれが始めてで最後かもしれないです。
心理的消耗から入って今は霧が晴れたように明るい気持ちになってきました。涙なしには語れないドラマでしたね。私が消耗しても仕方なかったんだけど。

対面ならもっと良かったけど、理想的な成功したセッション形式の鑑定になれて良かったと思ってます。