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カテゴリ:その他
鑑定での問題点を私なりに感じていたこと、それについて先日
深く考えるような占星家の書籍文を見かけたこと、多くの人の意見を 聞いたこと。 もうこれは、この時期ちょうどのタイミングで私の中に入ってきた一つの テーマに関する多くの情報のから、これは私には意味のある偶然であるので、 シンクロニシティなのかなあ。 鑑定の場で、私は出来るだけ相談者の心理的な受容力を考えます。 どこまで言うことが、相手の為になるか。 どこまで言えば勇気をもって、希望を持って今より励みをもって前進できるか。 出来なければ、一般的な励ましの言葉だけにしたほうがいいと そう決めることもあります。 中には相談内容そのものが、モラルに反する内容(不倫希望)を含んでいて、 その場合は、その希望を叶える様に相談に乗れば、自分がそれに加担する ことになるから、最後の最後に悪いこととお叱りすることもあります。 そうすると私は相談者にとっては決して「良い占師」ではない訳です。 お金を貰ってもそんな内容には答えたくない。(実際には貰いませんが) これは、私が偽預言者になるべく影響力とパワーをクライアントに対して 持ちたくないし、占星家に神の意思の謙虚な僕になることを期待して欲しくない と思う、私の理想からの行動です。 ある人たちは、その後何回もメールで相談に訪れました。 その目的は何でしょうか。友達として?それともい占師として? 占い師に頼ることはある意味、預言者に引き込まれているということでしょう。 私は、自分の立場を決めることが出来ないだけでなく、占い師という立場に いることが耐えられなくて、それに答えることを一時的に拒絶しました。 私が金銭を介した関係になりたくないだけでなく、占師としてさえ人と 関わることを拒みたくなった。私が一対一の友人関係でなければ、すべての 人間関係は意味がないもののように思える。 そういう自分自身が誰かわかった瞬間でもありました。 とても手に負えないような問題に出会う事も、期待に答えられるような結果を 知らせることが出来ないことも多いのです。 例えば、不妊治療だけが、二人の唯一のつなぎとめる動機となっている夫婦。 女性側の問題は重大ではないけれど、彼女の8室への彼の土星など。 不能な男性をひきつけやすいチャートと前例を持つ女性が、将来の男性との 出会いを希望する場合。 あるいは、既婚者との不倫が常習の女性の出生図に、それが暗示的に書かれて いて、彼女が強い意志でそれを続けたがっている場合。 今日結果を送った実例がこれだったのですが、もう私にはお手上げです。 根本的な解決ではなく、気休めの言葉を欲しがっているだけの相談者ですから。 これは、私自身も援助できないという、挫折感を感じることもあるし、 自分がしていることの是非を考えてしまうことにもなります。 自分は誰でも助けられると言う偽善者になっていないか。 世の占い師がすべてが、自分は何でもできるという、何でも助けられると言う ダークサイドにはまらないようにして欲しいと、本当に思います。 上の書籍の作者はそういうことを述べていたわけで、占星術の鑑定の世界では どこの国でも存在する問題だったのですね。 でも実際にはそれが問題視されることはない、ということのようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.26 16:19:22
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