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カテゴリ:その他
「愛するということ」 著者:エーリッヒ・フロム THE ART OF LOVING 最近部屋の整頓をしていてふと目に留まった本があった。 始めの印象は、なぜこの本がここにあるんだろう?? しばらく分らなかった。 こちらの日本人会には図書室があって、好きな和書を30円で 買えるようになってます。以前にごっそり買っておいたものの中の 1冊でした。 その時強く目に留まったもの、共時性を感じたものは、必然的な 運命を感じることがあります。今必要なものを見つけた気がしました。 「真実の愛とは何か」・・・愛とは何かを真剣に考えてみたい人のための 世界的なベストセラー本とか。 エーリッヒ・フロムが50年前に書いたものの訳本です。 私の考える「愛」の定義は、高尚で理想とされる母性愛という原型が もっとも純粋でふさわしい思っていました。見返りを期待しない愛は 「無条件の愛」で誰でもあこがれるもっとも崇高なものです。 でもこれは原型だから、世の中の多くの形の愛のように今すぐ利用可能 といえばそうでもないということが分ります。 この本の中で一番びっくりした言葉は、愛の理論の多様性の次に、 愛するには技術の修練と体得が必要ということ。 これはどういうことか? その前に、世の中には愛することが出来ない人がいるという。もちろん相手が 見つからないという問題ではなく、相手があったとしても心理的レベルで 難しいということ。こういう人はごくごく少ないのですが、いるのでしょうね。 私としてはこれを占星学的に述べるのが面白いのですが、あるパターンが チャートに出ます。 -人は意識のうえでは愛されないことを恐れているが、本当は無意識の 中で愛することを恐れているのである- 難しいですね。でも人の心理ではこういうこと有り得ますね。 -愛するということは、何の保障もない行動を起こすことで、こちらが愛せば きっと相手の心には愛が生まれるだろうという希望に、全面的に自分を ゆだねること。- 愛とは信念の行動で勇気が必要であるともなってる。 そして「信じること」は大切で、その信念の基本にあるのは生産性であること。 私はここの所は理解できます。愛することは相手がどう思おうと、それによって 自分の気持ちが変わるものではないです。ですから嫌われて傷つく恐れが あったとしても、信念を持ち、ゆったりした気持ちで愛し続けることが出来るか どうかですよね。 もし相手が同じを望めばおたがいが共にいることは、お互いが幸せである けど、そうでなくても相手の幸せは願う、それも幸せ。。 拒絶されることは、愛することをやめる理由にはならない。です。 他には、愛を達成するための基本条件は、ナスシシズムの克服とあります。 -ナルシシズムは、自分のうちに存在するものだけを現実として経験する。 自分にとって有益か危険かという観点からのみ経験される- この反対の極にあるのが客観で、人や物を在りのまま見て区別する能力。 今自分と相手の心の真実が何かを、本当に見ているか、見ていれば心が 混乱に陥らないってことのよう。 斜め読みしただけなので、まだまだ貴重なお言葉がこの本に眠っていそうです。 技術のところを詳しく書いてなかったから、第2弾いつか書こうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.26 04:57:37
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