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トランジットを見ていると教科書通りの出来事が起きる(特にタイミングとして)ので、ああ何故多くの人はこの変化を知りたくないんだろうかと一人哲学的になるのですが、良い事ばかりでは無いので占星家には鋼の心臓が必要だなとつくづく思います。
海外のアストロロジャー同士が初めて会う場合、自分の占術タイプを挨拶の時に表明するそうです。こういう占星家の層の厚さが素晴らしい。私は古典(伝統的な)の基本を周到した完全なる現代手法を取り入れてます。その理由は既に書いたのかもしれませんが、私の水星がその理由でしょう。ストレスとリンクフリーの水星だからです。コンピューターで誰でも天文歴を駆使出来る時代になったので、それが難しかった時代の古典的手法のみを使う意味がなくなったのです。純粋に小数点以下の数字が意味を持つようになります。それも伝統的手法の基礎あってこそです。 占星術とは惑星が示す象徴を、占星術師の出生の惑星のエネルギーを通して言語化する段階で、最も純粋な意味を伝えることだと思っています。 そうすると、間違った検証や資料や心のバイアスやエゴに色付けされたものが正確だと言えるでしょうか。人それぞれの無意識のエネルギーパターンを通すのですから間違いやカオスは当たり前ですが、それを少なくする努力で真実に近付けると思っています。ですから自分の経験よりも、多くの修正が加えられた先人の基本解釈が間違いないのは明らかです。 一言で言えば、占星家は自我エネルギーを全く入れてはならない。 西洋占星術そのものを批判する人が言いました。もしこれが本物で使えるものだとしたら誰がやっても結果は同じでしょう?と。それに対する理論的な答えはその通りです。 西洋占星術は誰が出しても結果は同じです。 私が知る限りの解釈知識では、それらを使う全世界の占星家が同じ結果を出します。そうでないように見えるのは(西洋占星術に限って言えば)、占星術師が自分の個性と体験を取り入れ過ぎてるんでしょうねと言うしかありません。 私も個人の経験を基本に近づけるよう修正をしながら、己の思い込みを切り捨てる事に特に力を入れるようにしてます。人の数だけ実例があるのですから、一生修行の道にいると思ってます。 一つの価値観として、人と違うものがオリジナルで商品価値を上がるという事実があります。しかし西洋占星術において真実を明らかにする段階にオリジナルは存在しないと思ってます。取り入れる手法の種類と数に個性はあってもそこまででしょう。結果が現実と違うなら、それは占星術師が紡ぎ出した言葉のアート作品です。 現代手法の未来予測にはありとあらゆる方法がありますが、どれをどう使うかで実力が分かれます。奥が深いです。私は日本語出版された解釈本を全く読みません。それは既に確立されてる解釈があるので、私の中の混乱を避けるためです。 もし出生の水星に多くの惑星が様相を持つなら、専門の領域に深く関わっていくだろうと予想出来ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.04 15:25:00
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