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カテゴリ:リレーションシップ
太陽/冥王星コンジャンクションのシナストリー
冥王星は同世代でほぼ同じ場所にあるので、太陽/冥王星のシナストリーはある年齢層の人との間に多く存在することになります。コンジャンクション以外の様相は誰にでも起こり得ますが、このエネルギーを体験できる人は半分以下に限られてくるのではないでしょうか。例えば太陽蟹座の人にとっては、現在自分の祖父母やそれ以上の年齢層かもしれないし、太陽山羊座の人にとっては子供の年齢層にいるかもしれない。もちろん太陽/冥王星のネイタルの人なら同世代の人と多くのコンジャンクションを持ちます。 私事になりますが天秤座太陽なので、この近くに冥王星人が現れた場合を書きたいと思います。私自身には太陽/冥王星を持たないので、このエネルギーは自分自身の追体験とは感じず、かなり異質なエネルギーに感じます。当然様々な力関係が現れてきます。天秤座にあるので冥王星人は礼儀正しく近づいてきて、太陽人から見ると彼らから太陽の光に引き寄せられるように近づいて来ます。一気に親しく話しかけてきます。時に何度もおべっかを使ってきます。ポイントは何度も彼らから近づいて来る事です。(これは月との様相を持つ事も考慮しなければならないと思います)私には更にコンバストにならない程度に金星もコンジャンクションなので、このどちら側に近いかで私が受ける感覚が変わってきます。ご想像どおり金星/冥王星なら強迫観念に駆られた恋愛模様になるか嫌いになるか公での心理の駆け引き関係になります。ただ冥王星が太陽に近い場合は、結果は支配権争いになるかもしれません。この二つの違いは明らかです。魅力は双方で感じますが、冥王星なら自分が誰であるかの自尊心を壊される恐れがあるのと、平和的努力さえ効かないある種の支配的圧力をかけてくるのが結果なので、一般的には太陽から離れる選択をすることが多いでしょう。ただ面白いことに、天秤の太陽はフォールで他者を優先し尊重して表面的関係に持っていくことにあるので、つまり太陽の輝き(表面的エゴ)が少ない分、また自分の社交性という潜在的魅力を出さなくて良い場所では、陰に隠れてひっそりとすることで人を寄せつけず嵐をやり過ごす事が出来ます。これはアセンダントにもよりますが。これは私にとってとても都合良い防御であると感じます。人生でこの冥王星人達と関わる様になっていく過程で、この様に上手くやり過ごす方法を見つけることとなった。 先日いつもの馴染みの社交場では自分らしさ全開でパーティ気分で盛り上がっていたところ、冥王星人が3人、日を前後して更に2人あらわれました。知り合いからニューフェイスまで。男女限らず目の前には、冥王星/太陽コンジャンクションのシナストリーばかりです。こんな事は普通あり得ないです。この引き寄せられる理由は皆同じです。私がそこでの貴重な知識や体験を持っているという優位性に惹かれているだけなのです。冥王星人は耀く太陽を煽てながら、そのパワーを吸い取ろうと無意識に画策するのです。太陽から見ても冥王星人はとても魅力的で、その求心力や深淵をまた知りたくなるのです。そうは言っても太陽人や冥王星人が十分に「成熟した人格」であるなら、この手の心理操作や上手争いは刺激的なドラマとして上手くやり過ごせる様なものだと思う。もしナルシストなど成熟していない役者がいれば毒のあるもので終わる。アストロロジーが分かる者には、今どちらかがどの様に自分の手の中で転がしているのかという様なものかもしれません。初対面でディープなテーマで話す事は、ここで起こる普通のことです。同じ興味で集まっているので友人になるのは一気です。ここの仲間になるには高い倫理観が無いといけないので、私は人格を判断して人に紹介もしないところです。そうして冥王星人が目の前に沢山いるところで、そこでしか通じない様な高尚な冗談が飛び交い盛り上がるのです。 本当の受け入れる魅力は金星が感じるものなので、強迫観念的な愛は金星/冥王星のコンジャンクションの中にあると言えるでしょう。自分の愛情がこんなに溢れるほどある事を教えてくれる。このようなコンジャンクションのエネルギーに馴染んで来ると、私には出会っただけで冥王星の位置が感じられ、生まれた年月が推測できるという現象が起こります。それだけでなく、水星/海王星も感じることが出来る私を騙すことが出来る人はいないと思う。友人が定義してくれたのですが、私はどうやら自分から騙されて自分ですぐ目覚めることが出来るらしい。 もしこの金星/冥王星様相が例えば孫と祖父母のシナストリーにあるとしたら、心理的絆が強いか経済面での支配関係も可能かと思う。金星/冥王星のネイタルの人は、同世代の配偶者にもこの様相をシナストリーで持つ事も多いでしょう。この熱いシナストリーを持ってしても安定した関係なら、愛情も共同資産も依存しあって強固な絆かもしれない。 太陽と冥王星スクエアやオポジションならどうかと言えば、これが相互にある夫婦の場合は離婚をしていて意地の張り具合が半端では無かった。続けるのは難しいかも知れないし、どれほど持つかの話になりそうです。特に傷の舐め合いというカイロン様相があったので、互いの傷に触れるというテーマの中で繰り返しうんざりする運命にあったという事です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.03.01 01:58:30
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