札幌から稚内へ＊

2010.08.20

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こんばんは

こんな時間にビールを飲みながら更新です。夫も子供も寝てしまったので静かです。私は昔から北海道が好きでした。昔ってどれくらい？初恋の人が北海道生まれなんですよね。いわゆる道産子です。ん～たぶん、そのせいか小学生の頃から印象がよかったような気がします。小学校５年生まで札幌に住んでいまして、お父さんの実家である私の実家のある市に一家で戻ってきました。私より１歳年上でしたがスイミングで一緒でしたのでとっても仲良しでした。たぶん彼のイメージが強いのかな。そしてその影響も多少あったのか旭川出身の作家三浦綾子さんの熱烈なファンになりました。彼女の作品はほとんど読みました。その中で一番好きなのが「天北原野」です。北海道旅行記第３日目はこの天北原野を思わせるような道北の旅です。【第３日目】札幌のホテルに宿泊し朝８時に出発。日本海沿いの国道２３１号、２３２号をひたすら走って稚内に向かいました。この道は通称オロロンラインというそうです。オロロン鳥というペンギンに似た鳥にちなんでつけられたようです。車からの風景は

こんな感じです。この日の天気は曇りでしたのでちょっとどんよりしていますね。

前方はこんな感じ。「運転替わるよ」って言ったのですが北海道の道が気に入ったらしく夫はずっと運転してくれました。気になるコンビニは途中の町、市にはあったのでそれ程困りませんでした。途中「黄金岬」に寄りました。

駐車場には車がたくさん停めてあり路駐もいっぱい。何故だろうって思って岩場に降りてみたら

蟹取りをしていました。

蟹獲りを見ている長男。何をするのも慎重派。餌は近くの売店で売っていたようです。針金に蛸の足を引っ掛けたものでそれで蟹を釣るようです。蟹といってもここにいたのは本当に小さな蟹で獲ったら帰りに逃がさなければなりません。こちらは二男です。

この二男がこういうの大好きでなかなかこの場を立ち去らせてはくれませんでした。結局１時間近くこの岩場で遊ぶことになりました。さすがにお昼も過ぎて昼食を摂らなければならないので車に戻り予定していた「道の駅　おびら鰊番屋」へ行きました。うちの息子たちは魚が大好き。長男は特にほっけが好きでさっそく注文しました。

スーパーでは見かけないくらいの大きさでなかなか食べ応えがありました。もちろんお味も最高です。三平汁も付いてきました。鰊番屋という名が付いているくらいなので元々「花田家」という家の（住居兼）番屋も道の駅の隣りにありました。

この北の漁場はかつて鰊漁で栄えた土地なんですよね。天北原野でも主人公の貴乃の元恋人は鰊で財をなして貴乃の前に現れました。この花田家も鰊漁で儲けた家だったようです。お腹いっぱいになったのでまたドライブです。このオロロンライン風力発電の風車が至る所にありましたがあまりにも多数しかも並んでいたので写真を撮りました。

遠くで見ているとゆっくり廻っているように見えますが羽の一番先は時速１５０kmくらいの速さで廻っているそうです。なので餌を探しながら飛んでいる鳥などがぶつかるというようなこともあると聞きました。気がついたらとっても長くなってしまいました。続きはまた明日書きますね。お付き合い下さってありがとうございました。

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Last updated 2010.08.20 22:50:11
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