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カテゴリ:演劇ざんまいっ!
アセンショナーな方や興味のない人はスルーの方向でよろしく~♪ (興味あるなら全然おっけーですが^^;) +++++ はい、見てきましたよ。 劇団☆新感線RX公演。「五右衛門ロック」@新宿コマ劇場。 <キャスト> 古田新太 松雪泰子 森山未來/江口洋介 川平慈英 濱田マリ/橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 北大路欣也 初日あけて二日目だったようです。 古田さんがリハで顔を強打、怪我?!とニュースに出たらしいけど、全然元気だったよ? いや~~~~~。 RXはやっぱ面白い。派手だし、ロックだし(コマの場合、バンドの位置はクイーンのWe will rock youの時と同じで舞台の左右に分かれる)いのうえ歌舞伎シリーズとも違う。わかりやすいし、馴染みやすかったんじゃないかな。重苦しくない設定で爽やかな印象さえ残してた。 それにしてもだ。 古田さんはなんであんなに石川五右衛門の衣装が似合うんだろ。 江口洋介は銭形警部みたいな役どころだけど、立ち居振る舞いのカッコよさといったら凄かったよ。通路側の人たちが羨ましかったー!!そいから、「俺ぁ、こんなもん弾けねえよ」といいつつ(笑)アコギを弾き語るその姿に「ああ、そういえばむかーしミュージシャンだったっけねえ」と懐かしくなったのでした..... 松雪ちゃんの役どころは不二子ちゃん&ドロンジョさま、でした。ああいうのもいいねぇ。前回のは妖艶だったけど哀しい役だったので今回はつきぬけてていい。 森山未來くん。私はこの人のデビュー作からの見守り隊だけど今回はかっこよかった!(前回のメタルマクベスよりイケメンな役)いつも王子の役ではあるのですが.....殺陣が素晴らしい。身体能力の高さを伺わせる。 あとタップ!あるかなー?と期待してた川平慈英氏とのタップ合戦はやはりありましたよ!!ちょっとかなりワクワクしたっ。あれは見せ場の一つ。 川平慈英、終始体がちょこまかと動く武器商人の役。 動きも衣装もコミカルだけど実は腹黒いという..... 右近さんとのダブル外人がむちゃウケた。 濱田マリ&橋本じゅんさんの夫婦役も最高。最高としかいいようがないわ。 「あなたは器も肝っ玉も小さいの~♪」っていう歌が最高でした。 こんな歌、フツーは歌わないだろ(苦笑) 高田聖子さん、出番は後半のみだけど存在感バリバリっ。 そして劇団員では一番好きな粟根さんっ。 今回はじゅんさんとの一騎打ちシーンが多めでもう感涙です。 最近こういうのなかったから萌えましたッ。 北大路欣也はもうみなまで言う必要なし。 その存在感たるや凄いものがあったです。 白いお父さん犬が「かわいぃ~」とか言ってる場合ちゃいますよ? まさに王。 殺陣も素晴らしかった... 特に未來くんとの立ち回りはそれぞれのスピードとタイミングで見応えアリまくり。 劇団員のみなさんも見どころ多し。 冠くんも右近さんも相変わらずのハイトーンハードロックボイス! 久々にきいたわ。たまにはいいね。 私は花道に近くはなかったけど、あれそばだったらかなり鼻血ものですよ? 途中で「ああ、これはルパン三世なんだな」と気付く。 五右衛門=ルパンなのだと。 松雪ちゃんがふーじこちゃんで、最後の逃走シーンなんてモロそのまんまw えぐっちゃんが銭形警部で、最後のシーンはモロそのまんまww ただアニメでいうところの「またくだらぬものを斬ってしまった....」な五右衛門はいないのであ~る。 そして北大路欣也演じるクガイ王は五右衛門と陰と陽の関係、と書かれていて、 物語が進むに連れて、善は悪?悪は善??ということになってきます。 五右衛門は天下の大泥棒で悪い人、ではある。 だけど..... 心持ちのいい悪人とでもいうか。 心根の腐った武器商人やら自分のことしか考えてないエスパーニャ、エゲレス、倭国さえも出し抜いてやろう!というところが勧善懲悪的な爽快感があるんだと思う。 舞台装置は横流れで進む。 途中、古田さんがまったく出ないまま話は進んだりして少し寂しい気も。 最後の方の登場人物紹介のキメのシーンなんかアニメのようであった。 あれだけでももう一回見たいくらい。 役者がキメると客席が拍手喝采! 江戸時代の芝居小屋のようであった‥‥‥‥(笑) カーテンコールは三回。 最後はしつこく半分くらいの人たちが拍手していて、帰ろうとする人とスタオベする人が混ざってなんとなくスタオベ状態。そこに古田さんのみ登場。(その前に二回、全キャスト出て来てますから)大喝采で終了。いい雰囲気だった。そしてその中をいのうえさんが出て行く....やはり二日目だから客席で見てたのかな。毎回見てるんだっけ? ああ、もっかい見たいっ。 実はもう一枚持ってたけど売ったのに.....やっぱり見たくなってしもた^^;わーん。 そういえばコマ劇場はクイーンの「We will rock you」ミュージカルで来て以来。 そしてこれで終わり。 なくなってしまうのが惜しい劇場でもある。 とはいえ、歌舞伎町はどうしても苦手なんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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