Brilliant＊note

天気のよくない中、私の目を楽しませてくれたのは高山植物の数々。
この花たちはたくましさを感じるとともに癒しだなぁとあちこち写真を撮ってしまいました。







コケも種類がいろいろで、水に光る葉の先がきらめいていました。



ま、こんな風に撮影しながらチンタラ進んでたのでなかなか御庭に辿り着かない(^_^;;)

お中道はほとんど平らな道なのでお子様でもお年寄りでも大丈夫な道なのです。
ただ台風が来てたり、風が強い時、霧が濃くて視界0な時は行かない方がいいです。
森林が切れると砂走りのような風景で石止めの大きいのがあちこちにあるし、
割と大きめの岩がゴロゴロ落ちて来ているのが見えるので。
ちなみに五合目～御庭まで2.4キロだそうです。
歩いてると「1100」とか書いてあるのが入り口からの距離。
御庭からきたら五合目までの距離になりますね。


↑富士山の稜線....カメラなんかにゃ収まりきれないですにゃ。

御庭はあまりの美しさに天狗もよろこんで遊んだ、というところだそう。
これくらい広くて美しければ天狗もさぞかし喜ぶでしょうねぇ。
その先には大沢崩れ、への道がそのまま続いてますが、
あまり行く人はいない様子。崩れてるとこがあるようなので。


↑御庭小屋跡の東屋から見た景色。下界が見えそうで見えない。

行きはウチの家族以外誰も歩いていなかったのね。
少し寂しいわねぇ・・・と思っていたら、
御庭小屋跡の東屋でカップ麺を食べている人たちに遭遇。
妙に嬉しくなる。

おまけに来た道を帰るときは、すごくたくさんの人たちとすれ違い、
「こんにちは～♪」
と、挨拶することができたのです。
そのすれ違う人たちの穏やかな笑顔といったら。どの人もみぃーーんな優しい笑顔。

お山ってそうだよねぇ、すれ違う時に挨拶だよねー。
ここでまた一気に元気になる。
ってか、みんなどこにいたんだよぅ。あたしたち早すぎた？？

お中道、大沢崩れに行かなければ、だいたい往復で二時間くらいです。
ま、私のように写真撮ったりゆったりしてるともう少しかかるかも。
でも帰りは割とすぐ着いちゃったなぁ。

ナナカマドの木がけっこうあって、紅葉したらすごくきれいなんじゃないかな。
これで秋も行くこと決定ですな（ニヤリ）
今度は一人でも来よう！むしろその方が瞑想とか時間考えずにできていいかも。



富士登山、やりたい！と7月ごろに意気込んだけど、突然両親連れてハイキングを思い立ったのはハイヤーさんもしかしてあたしを止めましたか？みたいな感じがあります。
「まだアンタにゃー登山はまだ無理！ハイキングにしときなはれ」
なんか、わかった気がした・・・^^;心肺機能をもっと強化して望みますッ。


帰りは温泉入ってバスであっちゅう間に東京へ到着。
人の多さにしばしボケーーーッとしてしまいました・・・
旅から戻るといつも思う。
東京の在り方。

それにしても割とすぐ行けるのに行った事がなかった富士山。
こんなに身近だったなんて・・・突然思い立って行けますねこりゃ。
富士山は遠くから眺めるものと思い込んでいたのかもしれない。
その畏怖の気持ちが遠ざけてたとしたら、なんてもったいない。

天気は悪くてもたくさん素敵な経験ができたお中道ハイキングでした。
ありがとう～～～！