出雲への旅<2>
翌日、曇ってたけど、結局私たちが行動する頃には、どピーカン!松江から出雲まではのんびりドライブ。松江ののんびりな感じから、出雲に入ると少しだけ雰囲気が変わる。山が連なっててそれがそういう印象を与えるんだと思う。これは出雲大社の裏の八雲山あたりも含めて。出雲大社に到着すると、やはり今までの感じとは少し違うのね。山、だけど少し海の雰囲気。日本海も近いところにあるからかな。日本書紀に出て来るさきみたま、くしみたまの図。これを大国主大神はいただいて神性を養われたのだそう。なんていうか、出雲大社は大らかな雰囲気です。悠久の時を経ている。。。とてつもない時間というか、私たちには感知できない遠い悠久なる時を経ているからか。京都や鎌倉の神社はこうはいかない。なんというか、私個人の感覚だと鳥居(結界)くぐるとバッと雰囲気変わるでしょ?なんというか魔界からその場を守るという感覚がすごくあるというか、きっとそういう歴史に残ってるような出来事がある都にはそれ相応のものが今でもいてそれ含めての雰囲気なんだと思う。それが出雲に行くとあまりに太古すぎちゃって....大らかなんだなー。どーーーんと構えてらっしゃる、みたいな。出雲大社、神楽殿。神楽殿の巨大なしめ縄。小銭を突き刺す方もいますが....怒られるよ。本殿を移築中なので、今回は仮本殿でしたが、これもまた貴重なこと?!平成25年5月に完成ということで、その頃また改めてお参りしようかと。そういえば出雲大社って縁結びの神様といわれますが、これ男女の縁だけじゃあないのよ。人と人、会社、もの、などなどの縁もあります。私は後者をお祈りしてきました(^^;)あんまり若者がいなかったな・・・・「君が代」の『さざれ~いぃーしぃーの~」のさざれ石。そして飛行機まで時間があるので日御崎灯台へ。が、途中、がけ崩れのため全面通行止め、山越えを強いられる。友達はいきなりヤル気。走り屋か!超狭い道幅をびゅいーーーーんん!私は山道に耐えられず「き、きもちわるい......」でも止められず。めまぐるしく変わる景色を見ないようにして深呼吸。グロッキー状態で灯台へ到着。。。うみねこだらけ。。。。どっちが本物だ??帰りは日本海の人が来ない入り江なんかをドライブしちゃって、たまに集落に入り込んだりしつつ、「ここに実家あったら帰ってくるの楽しみだろうなー(ただし晴れのとき限定)」などと勝手なことを言う二人。「日本海=岩場で波ざっぱーーーんな演歌の花道」というのは南の方の土地には当てはまらないのだなぁと思ったりした。途中、道の駅とかJAとかによって、特産品のいちじくとか農産物とかいろいろ買って飛行機に乗る私たち。ええ、ネギとか紫蘇の葉とか荷物から見えてましたけど、なにか????大量の紫蘇の葉は昨日、韓国風醤油漬けにしたぞ。これでゴハンの友になるのだ。この友達とは旅に一緒にでると、どこでもJAとかによってしまうのです。その土地土地のおいしい野菜が食べたいからー!友達はスーパーで宍道湖のヤマトシジミを買っていたぞ。私はシジミのエキスいり醤油を買ってみました。なんか一泊二日とは思えない充実っぷりでした。ノープランでもなかなかイケるもんだね。