そして僕は歌を書いた@SHIBUYA-AX
10月1日から5日間「in the city TOKYO 2003」というイベントが渋谷界隈で行われております。FMP、音楽制作者連盟というところが主催でJ-STANDARDと呼べる音楽を新旧ミュージシャンが集まってコラボレートするというこの企画、私は昨日の佐野元春pruduceのイベントに行ってきました。どこまでいっても佐野元春という音楽人はカッコいいね。昨日は「SSW・そして僕は歌を書いた」というタイトルでした。シンガーソングライトについて考えつつ、コラボってみようというところでしょうか。出演はYo-king、永積タカシ、saigenji、古明地洋哉。バックバンドは驚くなかれ、高水健司(Bass)井上鑑(Key)そして村上ポンタ秀一(Drs)。司会進行&Guitar,vocal、佐野元春。なんかすんごくない?これ。若い世代を見守るような、でもしっかり後ろからこづいてるような(笑)そんな暖かいまなざしが感じられていい雰囲気。この4人、全員私は好きだけど、最近ライブで聞く機会がなかったのですごく嬉しかった。Yo-kingは真心ブラザースのラストライブ、途中で帰らないといけなかったし、ハナレグミにいたってはいつもチャンスをことごとくはずしてた。・・・あ、時間ぎれ。この続きはまた後で。ハイ。続き。とりあえず4人がそれぞれライブをやったあと、佐野元春と一緒に一曲、という感じで。YO-KINGの歌、けっこうよかった。普段漠然と疑問に思うことや痛いと感じるわけじゃないけど「痛さの手前」と少しだけ感じていることがそのまんま歌詞になってたりするから。素朴で、でもなんかだからか、少しじーんときた。古明地くんは何とも不思議なニュアンスの声。ああいう雰囲気、なかなか出せないなー。彼は音楽を始めて歌詞を書こうとした時、佐野元春の歌詞の世界を参考にしたらしい。自分の言いたいことは「ここにある、まさにオレ」だと思ったのだと。だから佐野さんを前にエライ緊張してたな。ハナレグミの永積くん。もういうことなしの私の好きな声。聞いてるとどこかとぉーくの方にいってしまいそう。最後にsaigenji。初の生ライブ。とても飄々としつつもライブパフォーマンスとしては受けがすごくよかった。自由自在な声。ギターだけじゃなくてリズムを声で出しながら歌う。キャロル・キングのカバーなども披露、最後の曲「走り出すように」はバンド編成で。でも、saigenji君、走りすぎでポンタさんがリズムをキープするのがめちゃくちゃ大変そうだったけど^^;その後にそれぞれ4人のシンガーソングライターと佐野元春とのコラボ。●ガラスのジェネレーション with YO-KING●君がいなければ with 古明地洋哉●ジャスミンガール with ハナレグミ●また明日… with saigenjiという珍しい曲もやったりで終了したのでした。このin the cityのイベントによって企画されたコンピアルバム「DISCOVER THE SONGS」。ちょっとおススメです。色褪せない曲たちを今のミュージシャンたちがカバーしてるんだけど、ライブでのテイクやレア音源もあるみたいなのでチェック!ちなみにタワーレコード限定発売なので、HMVなどには売ってません。ちなみに↓に行くと曲の解説、ネット通販もあるよ。http://www.inthecity.jp/jstandard/main3.html